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【北海道上士幌町】オンラインで住民票の請求が可能に! かみしほろスマートPASS【デジタル認証アプリ活用】

酪農が盛んな北海道上士幌(かみしほろ)町は、東京23区に匹敵する広大な土地に約5000人が暮らす十勝地方の町です。

北海道上士幌町の風景を撮影した写真

(北海道上士幌町の風景)

行政施設や商業施設が市街地に密集している一方、町の面積の約9割を森林と農地が占めています。そのため、市街地から離れて暮らす住民、特に高齢者の移動手段や、高齢化による働き手不足などの課題が顕在化しています。

こうした中、上士幌町ではさまざまなシーンでデジタル化に取り組み、課題の解決を目指しています。

取組の一つが、自動運転バスの導入です。上士幌町では、町内の決められたルートで自動運転バスを運行。高齢者の移動手段の確保や、運転手不足の解消につながることが期待されています。

上士幌町が運行する自動運転バスが走行している様子の写真

(上士幌町が運行する自動運転バス)

町では町民の手間や役所に赴く時間削減による利便性向上、行政サービスの効率化を図るため、2023年10月にサービスを開始した住民向けサービスのポータルサイト「かみしほろスマートPASS」の機能拡充を進めています。

「かみしほろスマートPASS」のトップページがスマートフォンに表示されている画像

(「かみしほろスマートPASS」のトップページ)

このポータルサイトでは、これまでもスマートフォンやパソコンから、町内の公共施設の利用予約や町内循環バスの現在地MAPなどが利用できましたが、2024年12月から各種申請や届け出、申込みなどの行政手続をオンラインで申請できるようになりました。

たとえば、役場で発行する住民票の写しなど一部証明書について、オンラインで申請し、郵送で受け取ることができます。町ではコンビニでの取り寄せサービスを行っていない為、平日に直接役場へ取り行く必要がありました。

「デジタル認証アプリ」の本人確認機能を試している様子の写真

(「デジタル認証アプリ」の本人確認機能)

このオンライン申請サービスには、デジタル庁が提供する「デジタル認証アプリ」の本人確認機能が利用されています。このアプリの利用によって、行政機関や民間事業者はAPI(デジタル認証アプリサービスAPI)を活用し、マイナンバーカードを使った本人確認を簡単にサービス内に組み込むことができます。

以下の動画コンテンツでは、自動運転バスやデジタル認証アプリを活用した住民票の写しのオンライン申請など、デジタル技術を活用した上士幌町の住民サービスを、職員や町民の声を交えて紹介しています。ぜひご覧ください。

動画の内容をテキストで読む

●関連情報は、以下のリンクをご覧ください。

●デジタル庁ニュースでは、デジタル認証アプリに関する記事を掲載しています。以下のリンクをご覧ください。

●デジタル庁ニュースでは、マイナンバーカードの利活用シーンを紹介する記事を掲載しています。以下のリンクをご覧ください。

●デジタル庁ニュースの最新記事は、以下のリンクからご覧ください。