自治体DXニュース:Vol.10(2025年4月)
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自治体DXニュースは、全国の自治体が取り組むデジタル化に関する情報を月1回のペースでお届けしています。
インバウンド旅客にも対応。AIによる多言語お客様案内サービス、すすきの駅に設置(北海道札幌市)
札幌市は2024年12月から、南北線すすきの駅でAIを活用した多言語お客様案内サービス「AI さくらさん」を試験運用しました。乗換案内や観光地などの問合せにタッチパネルや音声で回答するというものです。
●詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。
https://www.city.sapporo.jp/st/unyuka/r70324sukiai.html(※外部リンク)
ICT機器で「課題解決型学習」の支援実証を実施(埼玉県戸田市)
戸田市は、2024年10月下旬から2025年3月末まで、戸田市立美女木小学校でPBL(Project-Based Learning/課題解決型学習)を支える教室の実証を行いました。既存教室であるメディアルーム(PC教室)に、新たに家具やICT機器などを設置し、PBL教室として整備しました。学習場面に応じて自由に教室のレイアウトを変化させることで、様々な授業スタイルや学び方に対応できる教室環境を実現しています。
●詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。
https://www.city.toda.saitama.jp/site/press/hisyo-press2024-kokuyopbl.html(※外部リンク)
AIを活用した雪量の自動観測システムの実証実験を開始(長野県)
長野県は、2024年12月から2025年3月末まで、2か所の観測地点でAIを活用した雪量観測の実効性、及び機器の耐候性などを確認する実証実験を行いました。目視による観測など、現在の雪量観測の課題解決を目指しています。
●詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/michikanri/happyou/061218press.html(※外部リンク)
メタバースを活用したオンライン学習の実証研究(京都府京都市)
京都市は2024年10月から2025年3月末まで、「オンラインの居場所(メタバース)実証研究」を実施しました。京都市立小・中・義務教育学校に在籍する小学4年生から中学3年生のうち長期欠席傾向にある児童、生徒を対象に、メタバース(仮想空間)などを活用した学びの継続と居場所づくりに取り組んでいます。
●詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000335761.html(※外部リンク)
鳥取砂丘などを舞台にしたメタバースゲームを公開(鳥取県)
鳥取県は、メタバースゲーム「鳥取メタバース」を公開しました。県内の名所である鳥取砂丘、大山、神崎神社を舞台とするなど、訪問意向の醸成などのきっかけとなることを目的としました。公開期間は2025年3月末まででした。
●詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1375507.htm(※外部リンク)
毎日の歩数や特定健診結果がスマホで分かる健康応援アプリを提供(鹿児島県)
鹿児島県は2024年10月から2025年3月末まで、県内の満19歳以上の市町村国民健康保険被保険者向けに健康応援アプリ「kencom(ケンコム)」を提供しました。歩数や体重、血圧などの健康状態に関するデータや特定健康診査の結果の可視化などにより、健康意識の向上を図ります。
●詳しい情報は以下のリンクをご覧ください。
https://www.pref.kagoshima.jp/ae02/kokuho/ict-phr.html(※外部リンク)
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