登山者、自治体、山小屋を結ぶ自然公園のエコシステムを目指す。山岳地域でのマイナンバーカード活用の実証実験
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近年、レジャーとしての「登山」が人気を集めています。一方で、登山者の知識・技術不足による山岳遭難が増加傾向にあります。また、登山道の維持や遭難救助も担う山小屋では、燃料費や輸送費等運営コストの上昇に直面するなど、山岳地域ではさまざまな課題を抱えています。
こうした課題の解決に向けて、デジタル庁では、登山者を対象とするマイナンバーカードを活用した実証実験を始めました。
2025年10月にスタートした実証実験「やまのあかしプロジェクト」には、北アルプス・八ヶ岳エリアの計23の山小屋が参加。対象の山小屋を利用する登山者に対して、登山マナーの事前学習や持続可能な山の環境整備に向けた寄付・募金などを呼びかけることで、山岳地域におけるマイナンバーカードの活用による登山者、自治体、山小屋を結ぶ自然公園のエコシステムの可能性を検証しています。
実証実験からは、山岳地域におけるエコシステム発展とマイナンバーカードのさらなる利活用、それぞれの可能性が見えてきます。
本実証実験は、2026年2月末まで実施します。非対面で自治体や山小屋に寄付が行えるシステムを構築したため、山に登らなくとも、「やまのあかしプロジェクト」に参加し、自治体や山小屋への寄付を行うことが可能です。
詳細は以下の動画をご覧ください。
動画の内容をテキストで読む●実証実験に関する情報は、以下のリンクをご覧ください。
- 北アルプス・八ヶ岳エリアで登山者を対象としたマイナンバーカードを活用した自然公園エコシステムに関する実証実験を実施します|デジタル庁(※外部リンク)
- 観光資源DX 自然公園エコシステムの実証実験(PDF/4,514KB)(※外部リンク)
●デジタル庁ニュースでは、マイナンバーカードの利活用シーンを紹介する記事を掲載しています。以下のリンクをご覧ください。
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