【代替テキスト】【登山者・自治体・山小屋をつなぐ】北アルプス・八ヶ岳でマイナンバーカード活用の実証実験
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(映像:空から撮影した北アルプス)
(映像:登山者が山道を歩く様子)
ナレーション
手軽なレジャーとして近年人気の「登山」。ただ、登山者の知識不足により遭難が多発。
テロップ:
遭難が多発
(映像:山岳のイメージ)
(映像:八ヶ岳の山小屋、唐沢鉱泉の入口)
(映像:唐沢鉱泉に設置されている募金箱)
ナレーション
さらに、登山道維持や遭難救助も担う山小屋では、燃料費や輸送費の上昇に直面するなど課題も多くあります。
テロップ:
登山道の維持
遭難救助にかかる費用
(映像:山小屋で登山者が入山準備完了証を提示する様子)
(映像:本人確認のための二次元コードが表示されたタブレット画面)
(映像:二次元コードをスマートフォンで読み取る登山者)
(映像:入山準備完了証のスマートフォン画面)
ナレーション
デジタル庁は、課題解決のため、登山客に、事前に登山マナーの学習や持続可能な山の環境整備に向け、寄付金の仕組みをつくる「エコシステム」を構築しようと、マイナンバーカードを活用した実証実験を始めています。
テロップ:
エコシステムの構築
テロップ:
マイナンバーカードを活用した
実証実験
テロップ:
「デジタル庁ニュース 」
00:47〜06:54
右上テロップ「山岳地域の課題解決 マイナンバーカード活用の実証実験」
(映像:長野県茅野市の実景)
ナレーション
登山者に人気の八ヶ岳を有する長野県茅野市。
テロップ:
長野 茅野市
(映像:実証実験の記者会見の様子)
ナレーション
デジタル庁は登山者を対象としたマイナンバーカードを活用した新たな実証実験をはじめました。
(映像:記者会見で話す長野県茅野市 今井敦市長)
今井敦市長
デジタル化できますと、登山計画の提出の仕方ですとか、八ヶ岳全体統一したやり方をしていくということができるということは非常に我々といたしましても期待をしているところでございます。
テロップ:
長野県 茅野市
今井 敦 市長
テロップ:
デジタル化できると
テロップ:
登山計画の提出の仕方を
テロップ:
八ヶ岳全体で統一したやり方をすることができる
テロップ:
非常に我々といたしましても期待をしているところ
(映像:北アルプスのイメージ)
(映像:手をつなぎ写真撮影をする記者会見出席者たち)
ナレーション
実証実験は「やまのあかしプロジェクト」の名称で行われ、八ヶ岳のほか、同じく長野県内にある北アルプスの合わせて23の山小屋が参加します。
テロップ:
やまのあかしプロジェクト
テロップ:
八ヶ岳・北アルプスの
23の山小屋と協力
(映像:自然公園エコシステムの解説図
自然公園エコシステム
山岳地域の課題解決 マイナンバーカードによる身元確認
登山者―山小屋―自治体)
ナレーション
デジタル庁は登山者、自治体、山小屋を結ぶ自然公園のエコシステムを構築し、山岳地域の課題解決を目指します。
(映像:記者会見で話をするデジタル庁 鳥山高典)
鳥山高典
山小屋とつながる、また、自治体とつながるといったことがどんどん広がっていけば、登山者にとっても自分の救助の際の情報共有が楽になる。また山小屋にとっても登山者の情報を把握できるようになる。エコシステムのようなものにこのシステムが発展すればいいなと。
テロップ:
デジタル庁
国民向けサービスグループ
企画調整官
鳥山 高典
テロップ:
山小屋・自治体とつながるといったことが
どんどん広がっていけば
テロップ:
登山者にとっても 自分の救助の際の情報共有が楽になる
テロップ:
また山小屋にとっても登山者の情報を把握できるようになる
テロップ:
エコシステムのようなものに
このシステムが発展すればいいなと
(映像:スマートフォンに表示したマイナンバーカードを使って入山準備完了証を取得するまでの一連の画面イメージ)
ナレーション
実証実験では専用サイトにアクセスし、マイナンバーカードを使って本人確認。その後、出発日や下山日、利用する山小屋の情報などを登録することで、入山のための「入山準備完了証」がデジタル発行されます。
テロップ:
マイナンバーカードで
本人確認
テロップ:
登山者の基本情報を
登録
テロップ:
入山準備完了証を
デジタル発行
(映像:山小屋で登山者が入山準備完了証を提示する様子)
(映像:入山準備完了証を提示するための二次元コード画面)
(映像:入山準備完了証の情報を山小屋のタブレットに共有しているスマートフォン画面)
登山者
こんにちは
両角岩男氏
こんにちは
ナレーション
入山準備完了証を登山口の山小屋で提示することで、登山者本人の確認が行えるようになります。
登山者
共有します
両角岩男氏
はい
テロップ:
入山準備完了証を山小屋で提示
(映像:入山情報が書かれたタブレット端末を唐沢鉱泉 両角岩男氏に手渡す登山者)
(映像:登山者の入山情報と名前を確認する唐沢鉱泉 両角岩男氏)
(映像:入山準備完了証のスマートフォン画面)
登山者
入山情報です。
両角岩男氏
はい、確認させていただきます。はい、それではお名前をお願いします。
ナレーション
登山者の情報が山小屋の方に共有されます。これで、避難救助が起きた際も迅速な対応が行えるようになります。
テロップ:
登山者の情報や登山計画を共有
→避難救助の際 迅速に対応
(映像:インタビューに答える茅野市 熊谷晃氏)
熊谷晃氏
昨今はですね、この夏ですね全国的にも遭難件数が多く出ております。その中でも一番遭難件数が多いのは長野県でございますので、長野県にとっても非常に重要なシステムの導入になろうかと思います。
テロップ:
茅野市
地域創生政策監
熊谷 晃 さん
テロップ:
昨今 この夏は全国的にも遭難件数が多く出ております
テロップ:
その中でも一番遭難件数が多いのは長野県
テロップ:
長野県にとっても非常に重要なシステムの導入になろうかと
(映像:インタビューに答える八ヶ岳登山者)
ナレーション
今回の取組について八ヶ岳の登山者からは…
八ヶ岳登山者
個人の特定というか、何かあった時に自分が困らないというところでもいいかなと思います。マイナンバーカードを色々と使っているので、せっかくであればいろんなものに使えた方が有効活用できていいのかなと思います。
テロップ:
八ヶ岳 登山者
テロップ:
個人の特定 何かあった時に自分が困らないところもいい
テロップ:
マイナンバーカードを色々と使っているので
テロップ:
せっかくであれば いろんなものに使えた方が
テロップ:
有効活用できていいのかなと
(映像:空から撮影した槍ヶ岳)
(映像:北アルプスのイメージ)
ナレーション
3,000メートル級の山が連なる北アルプス。年間の登山者はおよそ20万人にのぼります。
テロップ:
北アルプス
(映像:記者会見で話す北アルプス山小屋友交会 穂苅大輔氏)
ナレーション
槍ヶ岳で山小屋を営む穂苅さん。山への知識やマナーを欠いた登山者が増加する中、実証実験には大きな期待を寄せています。
テロップ:
北アルプス山小屋 友交会
穂苅 大輔 さん
(映像:インタビューに答える北アルプス山小屋友交会 穂苅大輔氏)
(映像:登山道を整備する様子)
穂苅大輔氏
今回の実証実験を通して事前にきちんとレギュレーションを理解していただくとか、自分が行く山域の価値をきちんと理解していただいたうえで来ていただく。登山道がどういうふうに維持されているのかということをまだまだご存じない方が多くいらっしゃったりだとか。それをマイナンバーカードと紐づけて「自分が理解していますよ」ということを証明するツールとして使っていただく。
テロップ:
北アルプス山小屋 友交会
穂苅 大輔 さん
テロップ:
今回の実証実験を通して
テロップ:
事前にきちんとレギュレーションを理解していただく
テロップ:
自分が行く山域の価値をきちんと理解したうえで来ていただく
テロップ:
登山道がどういうふうに維持されているのか
テロップ:
まだまだご存じない方が多くいらっしゃった
テロップ:
マイナンバーカードと紐づけて
テロップ:
「自分は理解していますよ」と証明するツールとして使っていただく
(映像:入山準備完了証を取得する際に登山者が受けるマナーチェックのスマートフォン画面)
ナレーション
今回の登録の際には、登山のマナーチェックを行い、知識向上が行えるシステムを搭載
テロップ:
・今回の山行の基本情報
・登山の心得チェック
(映像:入山準備完了証を取得する際に任意で登山者が行うことのできる山についての学習とクイズのスマートフォン画面)
ナレーション
さらに、山のことをより知ってもらうための学習やクイズも任意で行えます。これにより山への理解促進とともに、山小屋への負担も軽減させていきます。
テロップ:
山の適正利用についての
学習とクイズ(任意)
(映像:槍ヶ岳の登山道を補修している様子)
(映像:募金フォームのスマートフォン画面)
ナレーション
また、登山道の補修や避難者の救助など費用のかかる課題においても今回の実証実験では非対面で募金が行えるシステムも開始しました。
テロップ:
登山道の補修や
避難者の救助費用
テロップ:
非対面で
募金が行えるシステム
(映像:八ヶ岳の山々)
(映像:登山者が山道を歩く様子)
(映像:唐沢鉱泉に設置されている募金箱)
ナレーション
日帰りの登山者が多い八ヶ岳では入山料の徴収がなく、中には募金を募る
山小屋もあります。
テロップ:
八ヶ岳
(映像:インタビューに答える唐沢鉱泉 両角岩男氏と八ヶ岳観光協会 米川岳樹氏)
ナレーション
八ヶ岳で山小屋を営む米川さんと両角さんも、今回のシステムを注目しています。
テロップ:
唐沢鉱泉代表
両角 岩男 さん
テロップ:
八ヶ岳観光協会 会長
米川 岳樹 さん
(映像:インタビューに答える八ヶ岳観光協会 米川岳樹氏)
米川岳樹氏
登山道はもちろんなんですけど、駐車場の整備だとか、トイレの整備だとか、いろんなところにそれを使わせていただければ、より環境も良くなっていくんじゃないかなと思います。
テロップ:
八ヶ岳観光協会 会長
米川 岳樹 さん
テロップ:
登山道はもちろんだが
テロップ:
駐車場の整備だとか トイレの整備だとか
テロップ:
いろんなところに募金を使わせていただければ
テロップ:
より環境も良くなっていくのではないか
(映像:唐沢鉱泉の外観)
(映像:唐沢鉱泉の温泉)
(映像:天狗岳の山道)
ナレーション
天狗岳の登山口に位置する山小屋「唐沢鉱泉」では登山道の整備に必要な人手も不足しています。
テロップ:
唐沢鉱泉
テロップ:
登山道整備にともなう
人手不足
(映像:インタビューに答える唐沢鉱泉 両角岩男氏)
(映像:天狗岳の登山道)
両角岩男氏
山小屋の人たちも、結構協力して、登山道整備などをやってもらっているんですけれども。スタッフとして働いてくれる方々も、少なくなってきているところもありまして。すごく期待したいなと思っております。
テロップ:
唐沢鉱泉代表
両角 岩男 さん
テロップ:
山小屋の人たちも結構協力して
テロップ:
登山道整備などをやってもらっているが
テロップ:
スタッフとして働いてくれる方々も少なくなってきている
テロップ:
すごく期待したいなと
(映像:手をつなぎ写真撮影をする記者会見出席者たち)
(映像:山小屋で入山準備完了証を提示する様子)
(映像:入山準備完了証の情報を山小屋のタブレットに共有しているスマートフォン画面)
(映像:登山者の入山情報と名前を確認する唐沢鉱泉 両角岩男氏)
(映像:入山準備完了証のスマートフォン画面)
ナレーション
実証実験で見えてきた山岳地域でのエコシステム構築への期待。デジタル庁は、マイナンバーカードのさらなる利活用を進めていきます。
(映像:インタビューに答えるデジタル庁 鳥山高典)
(映像:登山者が山道を歩く様子)
(映像:登山道を整備する様子)
鳥山高典
日本には多くの観光資源があります。利用者、自治体、それから観光資源を管理する方、一連となってですね、課題もあると思いますけれども、その課題を一つ一つ潰していきながらDXエコシステムの構築にマイナンバーカードが寄与することを期待しております。
テロップ:
日本には多くの観光資源がある
テロップ:
利用者 自治体 それから観光資源を管理する方
テロップ:
一連となって 課題もあると思いますけれども
課題を一つ一つ 潰していきながら
テロップ:
DXエコシステムの構築に
マイナンバーカードが寄与することを期待している