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町田市が移行を進める「ガバメントクラウド」とは?

「ガバメントクラウド」は、国や地方公共団体などの公共情報システムが 共同で利用するクラウドサービス基盤です。

業務のデジタル化や運用コストの削減、 他にも多くのメリットがあります。 全国で導入が進む中、2023年から活用を開始した東京都町田市を取材しました。

メリットは「高度なセキュリティ」と「サーバー管理からの解放」

(ガバメントクラウドを活用する町田市役所)

スマートシティを目指す町田市。 市では、 職員が業務で使用する住民記録システムなど、 複数の基幹業務システムをガバメントクラウドで運用しています。

町田市が感じているメリットは「高度なセキュリティ環境」と「サーバー管理からの解放」です。

ガバメントクラウドは、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に準拠しています。そして、デジタル庁が用意した共通のセキュリティテンプレートを公共情報システムに適用することで、高度で均一的なセキュリティレベルを確保しています。そして、サーバー管理から解放されます。

以前の町田市のシステムは業務システムごとにサーバーを保有し、 合計700台のサーバーを管理していました。

2009年からプライベートクラウドサービスへの移行を開始し、 今では、完全クラウド化により、サーバーの管理から解放されています。

さらに、ガバメントクラウドではデータを活用して ダッシュボードで施策の見える化が容易にできる機能などもあり、データと根拠に基づく政策形成(EBPM:Evidence-Based Policy Making)の基盤としても活用が期待できます。

(ガバメントクラウドで運用される「住民記録システム」が使われている市役所窓口)

デジタル庁は、今後もガバメントクラウドがよりメリットのあるものとなるよう取り組んでいきます。

以下の動画では、町田市役所のガバメントクラウドの取組を紹介しています。ぜひご覧ください。

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