【代替テキスト】「支援・配慮」から「活躍・成果」へ デジタル庁の障害者雇用推進チームと「トモニプログラム」

このコンテンツは「支援・配慮」から「活躍・成果」へ デジタル庁の障害者雇用推進チームと「トモニプログラム」」に掲載されている動画の内容を書き起こしたテキストです。


(映像:画面左側にデジタル庁ニュースのロゴ。画面右側にデジタル庁広報の大竹智穂。)
デジタル庁 広報 大竹智穂
デジタル庁ニュースです。
今回はデジタル庁の障害者雇用推進についてです。

テロップ:
デジタル庁 広報
大竹 智穂

(映像:画面左側に「デジタル庁 ミッション 誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」のテロップと、背景にデジタル庁内の打ち合わせ風景やイベント風景が順に映し出される。)

デジタル庁 広報 大竹智穂
デジタル庁では「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」というミッションを掲げ、
それを体現する組織として、障害者雇用にも積極的に取り組んでいます。

(映像:スタジオで話すデジタル庁広報の大竹。)

デジタル庁 広報 大竹智穂
そして今、障害のある職員が組織の中心で成果を生み出しています。
その仕組みと、実践の現場をお伝えします。

テロップ:
多様な人材と共に働き
共に成果を生み出す組織づくり

(映像:会議室でPCを使って打ち合わせをしているデジタル庁戦略・組織グループ人事・障害者雇用推進チームの様子。 )

ナレーション
デジタル庁戦略・組織グループ人事・障害者雇用推進チーム。

テロップ:
デジタル庁 戦略・組織グループ 人事
(障害者雇用推進・業務支援人材採用班)

0:38~4:35
右上テロップ:
共に成果を生み出す組織へ
障害者雇用の推進

(映像:メンバーの顔が順に映し出される。)

ナレーション
行政官、民間企業出身者、そして障害当事者。
多様なバックグラウンドを持つ6名が、障害者雇用推進の新たな形に挑んでいます。

テロップ:
障害者雇用推進チーム
多様なバックグラウンドを持つ6名が
障害者雇用推進の新たな形に挑んでいる。

(映像:芝生エリアのテーブルでパソコンを開き打ち合わせするチームの様子。)

ナレーション
本格的なチームの始動から1年。
当事者と「共に」進める障害者雇用推進。
その新たな形を目指し、障害のある職員とともに施策づくりに取り組んでいます。

(映像:ノートパソコンを操作するデジタル庁 障害者雇用推進チームの内藤優香さん。)

ナレーション
メンバーの一人、内藤優香さん。
知的障害があることを開示しています。

テロップ:
デジタル庁 障害者雇用推進チーム
内藤優香

(映像:チームメンバーと打ち合わせをしている内藤さん。)

ナレーション
就労移行支援を経て、昨年、デジタル庁に入庁した内藤さん。
社会人としての第一歩を、このチームで踏み出しました。

テロップ:
就労移行支援を経て昨年 デジタル庁に入庁

(映像:内藤さんがPCを操作している様子。)

ナレーション
採用業務のサポート事務をはじめ、美術大学卒業という強みを活かし、
庁内イベントのイラスト制作

(映像:内藤さんがデザインした「第54回 オールハンズミーティング」「デジタル庁 庁内懇親会」
「第46回 オールハンズミーティング」「第47回 オールハンズミーティング」などのイベントチラシが
画面に紹介される。)

ナレーション
さらには生成AIなどを用いた業務の自動化にも挑戦。
その活躍の場を、着実に広げています。

画面下テロップ:
内藤さんがデザインした作品

(映像:インタビューに答える障害者雇用推進チーム 内藤優香さん。)

デジタル庁 障害者雇用推進チーム 内藤優香
学んできたデザインのスキルが役に立ったことと、
あとは初めて触れるデジタルツールを多く学ぶことができたなと思いました。

(映像:パソコンを操作し、立ち上がって移動するデジタル庁 デジタル事務官 藤野智也さん。)

ナレーション
内藤さんの上司でチームリーダーを務める藤野智也さん。
厚生労働省からデジタル庁に籍を移したその年、

テロップ:
デジタル庁 デジタル事務官
藤野智也

ナレーション
急速に拡大する組織の中で、障害者雇用推進に専任で取り組むチームの必要性を提言しました。

テロップ
障害者雇用推進に専任で取り組む
チームの必要性を提言

(映像:インタビューに答えるデジタル庁 デジタル事務官 藤野智也さん。)

デジタル庁 デジタル事務官 藤野智也
私が配属された頃には、現場の方から人事の方にいろいろな意見が寄せられている状況でした。
人事として、誰かが現場と向き合わなければいけないという状況でした。

(映像:障害者雇用推進チームのメンバーがオフィス内を歩いている様子。)

ナレーション
推進チームが目指したのは、「支援・配慮」にフォーカスされがちな
障害者雇用からの転換。

テロップ:
「支援・配慮」にフォーカスされがちな
障害者雇用からの転換

(映像:障害者雇用推進チームのメンバーがテーブルを囲んでパソコンを開き話し合っている様子。)

ナレーション
「活躍・成果」を中心に据え、「共に成果を生み出すために必要な環境とは何か」を問い続けながら、

テロップ:
「共に成果を生み出すために必要な環境とは何か」

ナレーション
「トモニプログラム」と呼ばれる新たな仕組みづくりを進めてきました。

テロップ:
トモニプログラム

(映像:「トモニシート」のテンプレート画面が全体に拡大表示される。)

ナレーション
トモニシートは、障害の特性や体調面での留意事項、希望する配慮など、
必要な情報がまとめられています。
推進チームの障害者雇用専門職や健康管理医も関わりながら、本人と一緒に作成するこのシートは、

テロップ:
トモニシート
障害のある職員と共に働く職員双方が安心して
働くための共通理解をまとめたドキュメント

(映像:会議室で笑顔を交えながら話し合う障害者雇用推進チームの様子。)

ナレーション
本人と共に働く職員の双方が安心して働くための共通理解を形づくるツールです。
必要な配慮を明確にすることで、過剰な気遣いをなくし、本人の活躍の幅を広げることにもつながっています。

テロップ:
必要な配慮を明確にすることで 過剰な気遣いを
なくし 本人の活躍の幅を広げる

(映像:「トモニブック」の表紙および各ページ内容の画面表示。)

ナレーション
更に現場向けのハンドブック「トモニブック」を作成するとともに、

テロップ:
トモニブック
面接・採用から定着支援 活躍支援 評価まで
障害者雇用の考え方と実践をまとめたブック

(映像:キーボードを操作する手元のアップから、打ち合わせ風景へ。)

ナレーション
本人の入庁前や人事異動時期は、推進チームから現場へ情報共有を行う
「トモニオンボーディング」を実施しています。

テロップ:
トモニオンボーディング
本人の入庁前に推進チームが情報共有会を実施
現場全体が新しい仲間を安心して迎えられる環境づくり

ナレーション
採用に直接関わっていないメンバーにも同じ情報を共有することで、
現場全体が新しい仲間を安心して迎えられる環境づくりを行っています。

(映像:インタビューに答えるデジタル事務官 藤野智也さん。)

デジタル庁 デジタル事務官 藤野智也
当たり前かもしれないですが、やはり人事として「採用すること」がゴールではなくて、「本人が活躍すること」、それで本人も現場も「この採用は成功だったよね」となるのがゴールでなければならないと思っていました。

(映像:内藤優香さんと藤野智也さんがモニターに映した「手話勉強会」の企画書を見ながら打ち合わせている様子。)

ナレーション
藤野さんのチームで、ひとつの挑戦が始まりました。
内藤さんが中心となって企画した庁内職員向けの手話勉強会です。

テロップ:
庁内職員向け
「手話勉強会」イベントの開催

4:36~8:16
右上テロップ:
内藤さんの挑戦
初めてのイベント企画

(映像:内藤さんと藤野さんがノートパソコンに向かって話している様子。)

ナレーション
聴覚障害のある職員を講師に迎え、
手話をはじめとする多様なコミュニケーションの方法を学ぶこのイベント。
街で困っている聴覚障害のある方に自然と声をかけられる。
そんな輪を広げていけたらという思いから生まれた挑戦です。

テロップ:
手話勉強会の目的
街で困っている聴覚障害のある方に
自然と声を掛けられるようになる

(映像:画面に「『手話学ぼう会』の企画書」の文章や作業の流れリストが映し出され、続いて内藤さんが作成した司会台本[読み上げ用]のWord文書がスクロールされる。)

ナレーション
イベントの企画から告知・集客、会場準備、タイムスケジュールの作成。
そして当日の司会進行まで。

(映像:真剣な表情でパソコン画面を見つめる内藤さん。)

ナレーション:
イベント運営のリーダーを内藤さんが任されることになりました。

テロップ:
イベント運営のリーダーという
新たな挑戦を内藤さんが任された

(映像:インタビューに答える内藤優香さん。)

デジタル庁 障害者雇用推進チーム 内藤優香
準備しなければいけない作業が多く、悩んだり不安を感じたりすることもありました。

(映像:笑顔でノートパソコンを持つ藤野さんと、側に立つ小西玲奈さん。)

ナレーション
講師はデジタル庁職員の聴覚障害のある小西さんに依頼。

テロップ:
デジタル庁
小西玲奈

(映像:小西さんと内藤さんがスマートフォンの画面や身振り手振りを交えて手話表現の最終確認をする様子。)

ナレーション
イベント前日のこの日は小西さんと共に本番に向けた最終確認を行いました。

(映像:イベント当日、会場の芝生エリアで座布団や椅子を並べて設営準備をする職員たちの様子。)

ナレーション
そして迎えた当日。
初めての手話勉強会がスタートします。

画面左下テロップ:
イベント当日

(映像:内藤さんが手元の原稿を見ながら、集まった参加者に向けて話し始める。)

デジタル庁 障害者雇用推進チーム 内藤優香
みなさんこんにちは
本日お忙しい中ご参加いただきありがとうございます。
聴覚障害のある方がいた場合に
どうやって声をかけたらいいのかが結構わからない時がありますよね。

(映像:会場の正面モニター前で手話を交えながら説明する内藤さんと小西さん。)

デジタル庁 障害者雇用推進チーム 内藤優香
なにか困っていますか?とか
どうしましたか?とか
何か教えていただきたいところとかは

(映像:芝生エリアに座っている男性職員が質問を発言する様子。)

参加者
「デジタル庁」を手話で言うと何ですか?

デジタル庁 障害者雇用推進チーム 内藤優香
デジタル庁っていう手話っていうのは、何でしょうか?

(映像:小西さんが手話で動きを表現しながら説明する。)

テロップ:
0と1。昔のアナログ
庁を漢字で

(映像:イベントに参加した職員の様子、イベント会場の全体風景。)

ナレーション
イベント当日、多くの職員が集まりました。

(映像:小西さんが前で身振りを交えて解説し、参加している男性職員が手を伸ばして質問や手話の動作を行っている様子。)

ナレーション
手話の実践や活発な質疑応答が行われ、会場は大いに盛り上がりました。

(映像:参加者に向けて語りかける内藤さん。)

ナレーション
またイベントの最中、内藤さんは自身の障害にも触れました。

デジタル庁 障害者雇用推進チーム 内藤優香
私も小さい頃から知的障害を持っていて、主にコミュニケーションが苦手なこともあるんですね。
障害が外見だとわかりにくいという意見もありますね。
誤解されることが結構多かったんですよね。
それでも私は苦手なことを克服していきたいなと日々努力しているんです。

(映像:参加者が真剣な表情でうなずきながら話を聞いている様子。)

ナレーション
困っている聴覚障害のある方に自分ができることは何か?
参加者それぞれが新たな気付きを持ち帰った1日となりました。

(映像:会場全体で、手を高く上げてひらひらと回す「手話の拍手」を送っている様子。)

ナレーション
イベントの最後は手話の拍手で終了です。

(映像:イベント終了後、安らいだ笑顔で親しげに身振り手振りで会話を交わす小西さん、内藤さん、藤野さん。)

ナレーション
支援・配慮から活躍・成果へ。
内藤さんの活躍はデジタル庁が目指す障害者雇用推進の一つの形です。

(映像:青い背景に白文字で「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」テロップが表示される。)

ナレーション
誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。

(映像:インタビューに答えるデジタル事務官 藤野智也さん。)

デジタル庁 デジタル事務官 藤野智也
実は採用活動に携わる中で、このミッションに非常に共感してくださって
それをきっかけにデジタル庁に関心を持ってくださる方がとても多いんですね
それだけ人を惹きつけるミッションを掲げている組織だからこそ
私たちがそれを体現する組織でありたいという思いがあります

8:22~9:41
右上テロップ:
障害者雇用推進チームが
目指す姿

(映像:インタビューに答える障害者雇用推進チーム 内藤優香さん。)

デジタル庁 障害者雇用推進チーム 内藤優香
周囲の職員に相談する環境と
新しいことにチャレンジできる環境があります
働くことに自信を持つことができました

(映像:インタビューに答えるデジタル事務官 藤野智也さん。)

デジタル庁 デジタル事務官 藤野智也
私はいつか「障害者雇用」という言葉が自然となくなると良いなと考えています。
私たちは、チームで仕事をしています。

(映像:画面中央に「デジタル庁 Digital Agency」のロゴ壁画の前で、笑顔でポーズをとるチームメンバー6人の集合写真が映し出される。)

デジタル庁 デジタル事務官 藤野智也
そしてうまくいってるチームというのは、「この人にどう活躍してもらうか」というのをいつも考えている。
そこでは、障害のあるなしはそんなに大きな意味を持たなかったりすると思うんです。
逆説的ですが、障害者雇用推進の仕事を通じて

(映像:インタビューに答えるデジタル事務官 藤野智也さん。)

デジタル庁 デジタル事務官 藤野智也
障害者雇用を推進する必要がなくなること。
それが、私たちのチームのひとつのゴールなのかなと考えています。