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【代替テキスト】【費用0円・内製開発】基幹業務システムの標準化から生まれた業務改善「MKシステム」【書かない窓口・中野区役所】

(映像:中野区役所の外観)
(映像:中野区役所の看板)
(映像:中野区役所の窓口の様子)
(映像:中野区役所職員の執務風景)
(映像:待ち人数を示す中野区役所内のモニター)
(映像:話し合う中野区役所職員)
(映像:MKシステム用 二次元コードの読み取り機械)

ナレーション
いま、全国の自治体で進む“基幹業務システムの標準化”。東京都中野区はこの機会を業務改善のチャンスととらえ、窓口での業務効率化を実現しました。その裏には、現場で対応に当たる自治体職員たちの気づきと創意工夫がありました。その挑戦を紹介します。

テロップ:
“基幹業務システムの標準化”

テロップ:
デジタル庁ニュース

00:32~07:26
右上テロップ「標準化から生まれた業務改善 MKシステム―中野区の挑戦」

(映像:中野区役所の外観)

ナレーション
窓口業務の効率化を行った中野区役所。きっかけは、全国で進められている基幹業務システムの標準化でした。

テロップ:
東京都 中野区役所

(映像:日本地図イラスト)
(映像:日本地図イラスト上に家が次々と建ち、全国で共通のルール・機能が広まっていく様子)

ナレーション
基幹業務システムの標準化とは、業務フローやデータ仕様を共通化し、全国で同じルール・機能を使えるようにする取組です。

テロップ:
基幹業務システムの標準化
業務フローやデータ仕様を共通化し
全国で同じルール・機能を
使えるようにする取組

(映像:タイピングをする中野区役所職員の手元)
(映像:書類が積みあがった執務室の様子)

ナレーション
自治体のシステムはこれまで、団体ごとに仕様が異なり、多くの負担が生じていました。

テロップ:
自治体のシステム
団体ごとに仕様が異なり多くの負担が生じていた

(映像:書類が積みあがった執務室の様子)
(映像:中野区役所の窓口の様子)

ナレーション
標準化は、こうした自治体の業務負担を軽くし、住民サービス向上につなげるために行われています。

テロップ:
基幹業務システムの標準化
自治体の業務負担を軽くし
住民サービス向上につなげるための取組

(映像:インタビューに答えるデジタル庁 橘 清司参事官)

橘 清司
自治体における人的、財政的な負担を軽減し、生み出された余力を、その他住民への直接的なサービスの提供や、地域の実情を踏まえた企画立案業務に注力するようにすることを目的としています。

テロップ:
デジタル庁
デジタル社会共通機能グループ
(地方業務システム基盤担当)
橘 清司 参事官

テロップ:
自治体における人的
財政的な負担を軽減し

テロップ:
生み出された余力を その他住民への
直接的なサービスの提供や

テロップ:
地域の実情を踏まえた企画立案業務に
注力することを目的としている

(映像:中野区役所の窓口の様子)

ナレーション
2024年5月、中野区は新庁舎へ移転しました。

テロップ:
2024年5月 新庁舎に移転

(映像:中野区役所の窓口の看板)
(映像:中野区役所の窓口の様子)

ナレーション
フロアを統合し、転入時に必要な手続が1か所でできるようになった一方、待合スペースはコンパクトになり、待ち時間が発生、その短縮が課題となりました。

(映像:インタビューに答える岸田 知樹氏)

岸田 知樹氏
大体2万6千人の方が転入するといわれています。繁忙期になると、待ち時間で言うと2、3時間待ちというのは当たり前になってきますね。

テロップ:
区民部戸籍住民課管理運営係 主事
(システム担当)
岸田 知樹 さん

テロップ:
(年間)大体2万6千人の方が転入するといわれている

テロップ:
繁忙期になると待ち時間は2〜3時間は当たり前

(映像:外国籍の来庁者が窓口対応を受ける様子)

ナレーション
課題はそれだけではありませんでした。

(映像:インタビューに答える岸田 知樹氏)
(映像:外国籍の来庁者)
(映像:外国籍の来庁者が窓口対応を受ける様子)
(映像:インタビューに答える岸田 知樹氏)

岸田 知樹氏
他の自治体と比べても多い人数、やはり外国人の一人暮らしの方であったり、外国人の方は申請書を書く、その一つに対しても日本語がわからない方が多いので、日本人よりかは時間がかかってしまうという課題があります。

テロップ:
他の自治体と比べても多い人数

テロップ:
外国人の一人暮らしの方であったり

テロップ:
外国人の方は申請書を書くときも
日本語がわからない方が多いので

テロップ:
日本人よりも時間がかかるという課題がある

(映像:外国籍の来庁者が窓口対応を受ける様子)
(映像:MKシステム用 二次元コードの読み取り機械)

ナレーション
待ち時間の短縮に加えて、転入してくる外国人への対応。こうした課題に対して開発されたのが、標準化を活用したMKシステムです。

テロップ:
MKシステム

(映像:転出証明書の二次元コードのアップ)
(映像:転出証明書の二次元コードを読み取る様子)
(映像:情報が取り込まれたMKシステム 画面)
(映像:書類が自動で印刷される様子)

ナレーション
標準化によって転出証明書に新たに追加された二次元コードを読み取ると、氏名や住所など必要な情報が自動で取り込まれます。転入関連の申請書を手書きすることなく、自動で作成・印刷されます。

テロップ:
※記載の情報はすべてダミーです

(映像:岸田 知樹氏の執務風景)
(映像:PCを見つめ悩む岸田 知樹氏)

ナレーション
開発した戸籍住民課の岸田さん。入庁4年目の若手職員ですが、窓口業務の経験から、他の自治体の標準化によって転出証明書に新たに追加された二次元コードを分析し、自動で転記されるシステムを作れないかアイデアを練っていきました。

テロップ:
標準化で追加された
二次元コードを分析

(映像:「DXなんでも相談とは」という資料を指さし説明する 森本 直樹氏)

ナレーション
岸田さんのアイデアを形にしたのが、庁内のシステムを担当するベテランの森本直樹さんです。

テロップ:
総務部DX推進室 デジタル政策課 主査
森本 直樹さん

(映像:インタビューに答える森本 直樹氏)

森本 直樹氏
今回のMKシステムですけど、実現すれば直接区民の方に役に立つとか、成果が分かりやすいとか、そういうのが実現する価値が非常に高いかなと思った。

テロップ:
MKシステムは
実現すれば直接区民の方に役に立つ

テロップ:
成果が分かりやすいなどがあり
実現する価値が非常に高いと思った

(映像:話し合う森本 直樹氏と岸田 知樹氏)

ナレーション
若手職員とベテランがタッグを組み、開発から3か月という短期間で運用を開始しました。

テロップ:
3か月で運用開始

(映像:MKシステム用 二次元コードの読み取り機械)
(映像:二次元コードイラスト、コピー機イラスト、書類イラスト)

ナレーション
完成したシステムは二次元コードの読み取り、書類の自動印刷、サインするだけで受付という“3ステップで完結”するように工夫しました。

テロップ:
3ステップ

テロップ:
1.二次元コード読み取り
2.必要書類の自動印刷
3.サインだけで受付へ

(映像:情報が取り込まれたMKシステム 画面)

ナレーション
システムはエクセルを活用し、開発は完全内製で行ったため、費用は0円で行うことができました。

テロップ:
開発は完全内製

(映像:インタビューに答える森本 直樹氏)

森本 直樹氏
アイデアをまとめて形にして実現するような仕組みが、こう内部にあることが大事かなと思ってます。職員が個人的にやる、とかじゃなくて、仕組み的にそういうのがあって、ほかの誰かが作ってもそれをフォローできるような仕組み、みたいなのがあると、割と普及はいけるんじゃないかなと思っているところです。

テロップ:
アイデアをまとめて形にして
実現する仕組みが

テロップ:
内部にあることが大事

テロップ:
職員が個人的にやるとかではなく

テロップ:
ほかの誰かが作っても
それをフォローできるような仕組みがあると

テロップ:
普及はいけるんじゃないかと
思っている

(映像:MKシステム用 二次元コードの読み取り機械)

ナレーション
森本と岸田、2人の名前の頭文字から命名された「MKシステム」。

テロップ:
Morimoto-Kishida
森本  岸田
MKシステム

(映像:中野区役所職員の執務風景)
(映像:署名を行う来庁者の様子)
(映像:書類を手に窓口へ向かう来庁者の様子)

ナレーション
職員は“確認”に集中、住民は署名するだけ、“書かない窓口”を実現しました。
現場にはどのような変化があったのでしょうか。

テロップ:
職員は確認に集中

テロップ:
住民は自署のみ
書かない窓口

(映像:インタビューに答える岸田 知樹氏)
(映像:引越し手続き書類のアップ)
(映像:インタビューに答える岸田 知樹氏)
(映像:中野区役所の窓口の様子)

岸田 知樹氏
区民の方の負担と職員の負担その双方の負担を改善できたのが一番大きいかなと思っています。お客様ごとに筆跡とかが異なるのを読み解く必要がないので審査のスピードが段違いに速いというメリットがあります。窓口の受け口が5分くらいかかっていたんですけど半減できたのかなと思います。

ナレーション
こうして業務改善を成し遂げた中野区。

テロップ:
区民部戸籍住民課管理運営係 主事
(システム担当)
岸田 知樹 さん

テロップ:
区民の方の負担と職員の負担
その双方の負担を改善できたのが一番大きい

テロップ:
※記載の情報はすべてダミーです

テロップ:
お客様ごとに筆跡が異なるのを
読み解く必要がないので

テロップ:
審査のスピードが段違いに速い
というメリットがある

テロップ:
窓口の受け口で
5分くらいかかっていたのを半減できた

(映像:鹿児島県出水市の実景)
(映像:マルマエホール出水の外観)
(映像:話し合う中野区役所職員)

ナレーション
2026年1月に鹿児島県出水市で開催された、全国の自治体が業務の改善事例を持ち寄り学び合う発表会に参加しました。

テロップ:
2026年1月 鹿児島県出水市

(映像:マルマエホール出水の会場の様子)
(映像:様々な自治体が発表を行う様子)

ナレーション
中野区役所も含む全国11の自治体が参加し、改善の事例発表を行いました。

(映像:中野区役所職員がMKシステムの発表を行う様子)

ナレーション
中野区は、開発したばかりのMKシステムについて発表を行いました。

テロップ:
中野区の発表

(映像:中野区役所職員がMKシステムの発表を行う様子)
(映像:繁忙期で平均30分となってしまっていた待ち時間が対策により18分まで短縮されたことを示す発表の投影資料)

中野区職員
さまざまな対策を試みました。その結果、待ち時間が18分にまで短縮されました。

テロップ:
さまざまな対策を試みました

テロップ:
その結果待ち時間が18分にまで短縮されました

(映像:最優秀賞の発表が行われる様子)
(映像:中野区が拍手を受けながら舞台の前へ出る様子)

司会
最優秀賞を受賞したのは東京都中野区です。

ナレーション
標準化をきっかけに業務改善を図ったモデル事例として注目を集め、最優秀賞を受賞しました。

テロップ:
中野区 最優秀賞を受賞

(映像:インタビューに答える他の参加自治体参加者)

参加自治体
中野区、人口が多い中で待ち時間がすごい少ないっていうのがすごい驚きでして、ただそれを作ったシステムもエクセルのマクロを使っただけっていう0円で出来るのが本当にすごいなというのでもう驚きつづけてばっかりで、エクセルマクロだけならいかせるのかなと思うので。

テロップ:
参加した自治体
中野区 人口が多い中で
待ち時間が少ないというのが驚きだった

テロップ:
それを作ったシステムも
エクセルのマクロを使っただけという

テロップ:
0円で出来るのが本当にすごくて
驚きつづけてばっかりで

テロップ:
エクセル マクロだけなら
いかせるかな

(映像:インタビューに答える岸田 知樹氏)

岸田 知樹氏
自治体にとっては標準化するってだけがゴールではなくて、さらにその先の目標、区民の負担を減らす、職員の負担を減らす、この双方の目的のために工夫をしていく改善の意識をもっていくことが重要なことだと思っております。

テロップ:
区民部戸籍住民課管理運営係 主事
(システム担当)
岸田 知樹さん

テロップ:
自治体にとっては
標準化することだけがゴールではなくて

テロップ:
さらにその先の目標
区民の負担を減らす 職員の負担を減らす

テロップ:
この双方の目的のために工夫をしていく

テロップ:
改善の意識をもっていくことが重要

(映像:発表会の参加者が集まり記念撮影をする様子)

ナレーション
標準化をきっかけにした業務改善。デジタル庁では、他の自治体にも広がっていくことを期待しています。

(映像:インタビューに答えるデジタル庁 橘 清司 参事官)
(映像:転出証明書の二次元コードを読み取る様子)
(映像:情報が取り込まれたMKシステム 画面)
(映像:MKシステム用 二次元コードの読み取り機械)
(映像:インタビューに答えるデジタル庁 橘 清司 参事官)

橘 清司
標準化はたんなるシステム移行にとどまらず業務改善BPRの一環として位置付けられています。また標準化によって新たに追加された機能もありますので、こうした機能をうまく活用して既存の業務フローを見直すことも考えられると思います。令和8年度以降、多くの地方公共団体において標準準拠システムが稼働し、その中で中野区のように業務改善がうまれることを期待しています。

テロップ:
デジタル庁
デジタル社会共通機能グループ
(地方業務システム基盤担当)
橘 清司 参事官

テロップ:
標準化はたんなるシステム移行にとどまらず
業務改善BPRの一環として位置付けられている

テロップ:
また標準化によって
新たに追加された機能もあるので

テロップ:
こうした機能をうまく活用して
既存の業務フローを見直すことも考えられる

テロップ:
令和8年度以降 多くの地方公共団体において
標準準拠システムが稼働し

テロップ:
その中で中野区のように
業務改善の事例がうまれることを期待している