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【代替テキスト】【より早く給付金等を受け取れる 登録も簡単】「公金受取口座」とは?よくある質問に回答 登録方法もご紹介【解説】

00:04〜06:27
右上テロップ「より早く給付金等を受給・登録も簡単 「公金受取口座」」

(映像:挨拶をするデジタル庁広報 大竹智穂) 
(映像:左に公金受取口座に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)

大竹智穂
こんにちは。デジタル庁の大竹です。みなさんは公金受取口座をご存知でしょうか。

テロップ:
デジタル庁 広報
大竹 智穂

(映像:公金受取口座に関する解説画面
“公金受取口座”とは?
公的給付を受けるための口座
・緊急時の給付金
・所得税の還付金
・児童手当の給付 など

自身の預貯金口座をあらかじめ国に登録)

大竹智穂
これは緊急時の給付金や、児童手当などの公的給付を受け取るための口座のことで、ご自身の預貯金口座をあらかじめこの公金受取口座として国に登録できる制度です。

(映像:左に立つデジタル庁 堀井健介企画官、中央に公金受取口座に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)

大竹智穂
今回は公金受取口座の制度の仕組みや、登録するメリットなどについてお伝えします。

テロップ:
公金受取口座の制度の仕組みや
登録するメリットなどについて

(映像:挨拶をする堀井健介企画官)

大竹智穂
解説は、デジタル庁の堀井健介企画官です。よろしくお願いします。

堀井健介企画官
よろしくお願いします。

テロップ:
デジタル庁
預貯金口座二法班
堀井 健介 企画官

(映像:左に立つ堀井健介企画官、中央に公金受取口座に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)

大竹智穂
堀井さん、公金受取口座は国に登録する預貯金口座ということですが、そもそもなぜこのような制度が必要とされたのでしょうか。

テロップ:
?公金受取口座 なぜ必要

(映像:左に立つ堀井健介企画官、右に公金受取口座に関する解説画面) 
(映像:公金受取口座に関する解説画面
“公金受取口座”とは?
新型コロナウイルス感染症拡大時の給付金支給がきっかけで作られた制度
制度が作られる前までは…
国民
申請時に
・紙に口座情報を記載
・通帳の写し等を添付 など

地方自治体の窓口
申請受取時に
・紙の情報を手入力
・各申請書の情報を目で確認 など
→アナログの対応では「早く確実に支給」することが困難)
(映像:解説する堀井健介企画官)

堀井健介企画官
はい。この公金受取口座の制度は、もともと新型コロナウイルスで世界が大変な状況にあった時に、皆様の生活をお支えするための給付金を、行政から支給する取組がきっかけとなって作られたものです。当時、国は給付金を支給するために国民の皆様の口座情報を持っていなかったため、皆様からは申請時に紙に口座情報などを記載いただいたり、給付金を支給する窓口となる地方自治体に対して通帳の写しなどを提出いただいたりしていました。 また、申請を受け取った地方自治体も紙の情報を手で入力する必要などがありました。 しかし、こうしたアナログの対応では、手続の完了までに時間がかかったり、給付の正確性の面にも課題があったりと、早く確実に支給することが難しいことが改めて明らかとなりました。そしてこうした課題は、行政のデジタル化を目指すデジタル庁の設立の背景のひとつにもなったんです。

テロップ:
デジタル庁設立の背景のひとつ

(映像:左に立つ堀井健介企画官、中央に公金受取口座に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)

大竹智穂
非常に社会的な問題意識に基づいて作られた制度なんですね。では、具体的に公金受取口座登録制度とはどのような仕組みなのでしょうか。

テロップ:
?公金受取口座登録制度の仕組みは

(映像:左に立つ堀井健介企画官、右に公金受取口座登録制度に関する解説画面) 
(映像:公金受取口座登録制度に関する解説画面
公金受取口座登録制度
1人につき1口座 本人名義の預貯金口座をマイナンバーに紐づけて あらかじめ国に登録

申請時の負担が軽減
書類の記入や提出が少なく簡単な申請で給付金等を受け取れる
給付までの期間が短縮
審査や手続の時間が減り より早く給付金等を受け取れる
現在約6400万口座が登録済み)

堀井健介企画官
はい。公金受取口座の制度は、1人につき1口座の本人名義の預貯金口座をマイナンバーに紐づける形であらかじめ国に登録しておく制度になります。
これによりまして、給付金を申請する際の書類の記入や提出が少なくなることから、申請時の負担が減るほか、給付する行政側も審査や手続の時間が減ることから、給付までの期間短縮につながることが期待されます。公金受取口座の登録は義務ではありませんが、こうした理由から積極的な登録をおすすめしており、現在、人口のおよそ半分にあたる約6400万口座の登録をいただいております。

(映像:公金受取口座登録制度に関する解説画面
公金受取口座登録制度
160種類以上の給付金などの受け取りに活用
緊急時の給付金 ※物価高騰対策給付金等 
所得税の還付金
児童手当の給付
年金の給付
高額医療費の支給 など)

堀井健介企画官
また、公金受取口座は、物価高騰対策などの各種給付金、所得税の還付金、児童手当や年金の給付など、これまで160種類以上の給付金などの受け取りに実際に活用されています。

(映像:左に立つ堀井健介企画官、中央に公金受取口座に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)

大竹智穂
物価高騰などの対策として緊急時に行われる給付金も受け取れるということで、いざというときにも役立ちそうな制度ですね。

堀井健介企画官
そうですね。

(映像:解説する堀井健介企画官)

堀井健介企画官
公金受取口座を使って、災害時における被災者支援のための給付金を受け取ることも想定されます。緊急時ほど迅速な給付が必要となりますが、事前に公金受取口座を国に登録していれば、より早く給付を受けることができます。

テロップ:
災害時 被災者支援のための給付金を
受け取ることも想定される

テロップ:
公金受取口座を国に登録していれば
緊急時により早く給付を受けられる

(映像:左に公金受取口座の登録方法に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
(映像:公金受取口座の登録方法に関する解説画面
公金受取口座の登録方法
・マイナンバーカードとマイナポータルを使用して登録
→どこでも簡単に手続できる
・金融機関の窓口等で手続
・所得税の確定申告時に登録
・年金請求手続での登録
※公金受取口座登録後 住所の変更や結婚による名前の変更等があった場合
登録情報の変更手続が必要
スマートフォンに表示されたマイナポータルのトップ画面イメージ)

大竹智穂
公金受取口座の登録方法には、マイナンバーカードとマイナポータルを使う方法、金融機関の窓口などで手続する方法、所得税の確定申告の際に登録する方法などがあります。このうち、マイナポータルを使う方法がどこでも簡単に手続ができるため便利です。なお、公金受取口座の登録後に、結婚による名前の変更や、住所の変更などがあった場合は、忘れずに登録情報の変更手続をしてください。変更手続についても、マイナポータルで簡単に行うことができます。

(映像:左に立つ堀井健介企画官、中央に公金受取口座の登録方法に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
(映像:解説する堀井健介企画官)

堀井健介企画官
住所や口座名義などについては、市役所や金融機関の窓口などで変更手続をしたら、公金受取口座の登録情報も自動的に更新されると誤解される方が多いのですが、実際はそうではありません。お手数をおかけしますが、マイナポータルなどからの変更手続をお願いいたします。

テロップ:
市役所や金融機関の窓口等での変更手続
→公金受取口座情報は自動的に更新されない

テロップ:
マイナポータルなどからの変更手続を

(映像:左に立つ堀井健介企画官、右に立つ大竹智穂)
(映像:質問する大竹智穂)

大竹智穂
マイナポータルがあれば、公金受取口座の登録や変更手続もひとりで簡単にできそうですね。一方で、よくある質問として、公金受取口座を登録したら預貯金の残高情報などが国に把握されてしまうのではないかといった声もありますが、この点についてはいかがでしょうか。

テロップ:
?預貯金の残高情報などが
国に把握されるのではないか

(映像:左に立つ堀井健介企画官、右に公金受取口座で国に登録される情報に関する解説画面)
(映像:公金受取口座で国に登録される情報に関する解説画面
公金受取口座で国に登録される情報
公金受取口座は…
〇公金を支給するための制度
×税金の徴収を目的とする制度
登録されるのは振込に必要な情報のみ
→預貯金の残高情報などは登録されない)

堀井健介企画官
まさによくあるご質問ですが、そのようなことは一切ありません。公金受取口座は給付金などを支給するための制度であり、税金の徴収などを目的とする制度ではないため、国に登録されるのは、金融機関の名前や口座番号などの振込に必要な情報のみです。

(映像:公金受取口座の安全性に関する解説画面
公金受取口座の安全性
登録した公金受取口座の情報は
マイナンバーカードには記録されない
マイナンバーを知られた
紛失・盗難

マイナンバーカードのみで預貯金の引き出しは不可能
安心して公金受取口座のご登録を)

堀井健介企画官
また、マイナンバーカードそのものに公金受取口座の情報が記録されることもないため、他人にマイナンバーを知られたり、マイナンバーカードの紛失や盗難があったりした場合でも、マイナンバーカードのみで預貯金を引き出すことはできません。安心して登録いただきたいと思います。

(映像:左に立つ堀井健介企画官、中央に公金受取口座の安全性に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)

大竹智穂
今回は公金受取口座登録制度についてお伝えしました。いざというときに給付金をスムーズに受け取るためにも、公金受取口座を登録しておくと便利ですね。

(映像:解説する堀井健介企画官)

堀井健介企画官
そうですね。登録がまだの方はお時間のある時に是非とも積極的に登録いただきたいと思います。例えば、飛行機に乗る時の事前チェックインやレストランの事前予約のように、先に手続しておくと後々の手続が楽になったり、サービスを早く受けられる便利な制度であるとご理解ください。

テロップ:
デジタル庁
預貯金口座二法班
堀井 健介 企画官

テロップ:
飛行機に乗る時の事前チェックインや
レストランの事前予約のように

テロップ:
後々の手続が楽になる
サービスが早く受けられる制度

(映像:
詳しい情報は…
スマホで簡単!公金受取口座をご登録ください
(デジタル庁 ウェブサイト)
二次元コード
公金受取口座登録制度の概要
(デジタル庁 ウェブサイト)
二次元コード
【お問い合わせ先】マイナンバー総合フリーダイヤル
0120-95-0178
受付時間(年末年始を除く)
平日9:30〜20:00
土日祝9:30〜17:30
※一部20:00まで
マイナンバーカード及び電子証明書を搭載したスマートフォンの紛失・盗難などによる一時利用停止については、24時間365日受け付けます)

堀井健介企画官
ご不明な点がありましたら、デジタル庁のウェブサイトや、マイナンバー総合フリーダイヤルにお電話いただくことにより、出来るだけ疑問点にお答えしたいと思います

(映像:左に立つ堀井健介企画官、右に立つ大竹智穂)
(映像:お辞儀をする堀井健介企画官と大竹智穂)

大竹智穂
堀井さん、ありがとうございました!

堀井健介企画官
ありがとうございました。

(映像:左に立つ堀井健介企画官、右に立つ大竹智穂)
(映像:詳しくは…
動画で見る
「公金受取口座の登録方法」
(デジタル庁 公式YouTube)
二次元コード
各種広報物
デジタル庁ウェブサイト
スマートフォンに表示されたマイナポータルのトップ画面イメージ)
(映像:制度情報について案内をする大竹智穂)

大竹智穂
デジタル庁では、公金受取口座をマイナポータルで登録される方に向けた説明動画を用意しています。ぜひご活用ください。
また、制度に関する詳しい情報は、各種広報物やデジタル庁のウェブサイトなどをご覧ください。