【代替テキスト】【デジタル庁職員1日密着】現場の“生の声”に耳を傾ける 標準化エキスパートの1日【民間出身人材編】
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(映像:歩いて移動するデジタル庁 千葉大右)
(映像:船橋市役所で職員と会話をする千葉大右)
千葉 大右
移行支援では直接会って、現場の生の声をやっぱり聞くっていうところが大事なのかなと思っています。
テロップ:
移行支援では 現場の生の声を聞く
(映像:インタビューに答える船橋市 柳生正毅副市長)
(映像:PCを操作する千葉大右)
柳生正毅 副市長
やっぱりパワフルで明るい。それとしっかりデジタルに詳しい。
テロップ:
パワフルで明るい
テロップ:
しっかりデジタルに詳しい
(映像:インタビューに答える船橋市 宮内大史郎氏)
(映像:船橋市役所職員と意見交換を行う千葉大右)
宮内大史郎氏
面倒見のいい兄貴みたいな感じですかね。
テロップ:
面倒見のいい
兄貴
(映像:歩いて移動する千葉大右)
(映像:インタビューに答える千葉大右)
千葉大右
事業者、自治体両方にですね、可能な限り寄り添って課題解決できたらと。
テロップ:
事業者・自治体両方に 可能な限り寄り添って
テロップ:
課題解決できたら
テロップ:
「デジタル庁ニュース」
00:23〜11:40
右上テロップ「自治体に寄り添って支援“標準化”エキスパートの1日」
(映像:JR船橋駅前に到着する千葉大右)
千葉大右
おはようございます。よろしくお願いします。千葉大右と申します。
普段はですね、今全国で行っていただいている自治体の情報システムの標準化ですね。こちらの事業者と自治体の皆さんの移行支援というものを仕事としてやっております。
テロップ:
9:00
密着取材 開始
テロップ:
デジタル庁
地方業務標準化エキスパート
千葉 大右
テロップ:
自治体の情報システムの標準化
テロップ:
事業者と自治体のみなさんの移行支援をやっています
(映像:地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化 解説イメージ)
(映像:各自治体にある個別のシステムが、同一のものに変わるイラストイメージ)
ナレーション
地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化とは、全国の自治体でこれまで個別に使われてきた住民記録や税務などの基幹業務システムを、標準仕様に揃える取組です。これにより、自治体における人的・財政的な負担の軽減を図ります。
テロップ:
地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化
テロップ:
※イメージ
(映像:歩いて移動する千葉大右)
ナレーション
標準化の移行期限は2026年3月末。移行をサポートするのが千葉さんの役割です。
2023年にデジタル庁に入庁し、地方業務標準化エキスパートとしてさまざまな自治体に足を運んでいます。
テロップ:
2023年 デジタル庁に入庁 地方業務標準化エキスパートとして
自治体の課題分析や解決策の立案を通じて標準化を推進
(映像:歩きながら話をする千葉大右)
千葉大右
今日はですね、船橋市役所にお邪魔しまして、船橋市の現在の標準化の進捗状況を、直近の状況をお伺いしたいというふうに思っています。
テロップ:
船橋市役所にお邪魔して
テロップ:
船橋市の現在の標準化の進捗状況を伺う
(映像:船橋市役所に入っていく千葉大右)
(映像:船橋市役所内を歩く千葉大右)
ナレーション
この日は支援先のひとつである、船橋市役所を訪れました。実は千葉さん、以前は船橋市役所で働いていました。
千葉大右
船橋市役所で地方公務員を29年やっていました
テロップ:
船橋市役所で地方公務員を29年やっていました
(映像:エレベーターに乗りながら話をする千葉大右)
千葉大右
新しく船橋市の副市長に着任された柳生副市長にご挨拶に伺います。
(映像:応接室に入ってくる船橋市 柳生正毅 副市長)
柳生正毅副市長
失礼します。
千葉大右
おはようございます。お世話になります。
テロップ:
10:00
副市長と面会
(映像:面会をする船橋市 柳生正毅 副市長と千葉大右)
千葉大右
船橋市さんはデジタル行政推進課の方が、各原課さんですかね、グリップされて、しっかりと計画も立てて進めていただいているので本当にひいき目なく見ても、しっかり取り組まれていて
ナレーション:
副市長との面会では、標準化のスケジュール確認や、標準化を目前に見えてきた課題などを情報交換した千葉さん。
テロップ:
千葉県船橋市
柳生 正毅 副市長
(映像:面会をする船橋市 柳生正毅 副市長と千葉大右)
(映像:インタビューに答える柳生正毅副市長)
柳生正毅副市長
やっぱりパワフルで明るい。それとしっかりデジタルに詳しいというのと、やっぱり自治体で元々働かれていた、まさに船橋で働かれていたので、実際現場がどうなっているかといったところを、しっかりご理解いただけたうえで、全体像を見ていただけているというところがあります。
テロップ:
パワフルで明るい しっかりデジタルに詳しい
テロップ:
自治体でもともと働かれていたので
テロップ:
現場がどうなっているか理解したうえで
テロップ:
全体像を見ている
(映像:扉を開け会議室に入る千葉大右)
(映像:船橋市役所職員と意見交換を行う千葉大右)
ナレーション
次に臨んだのはデジタル行政推進課の職員と意見交換。2025年11月に予定している移行が目前に迫る船橋市。さまざまな事業者が運営に参加しているため、システムを入れ替えるだけでなく、システム同士の連携が目下の課題です。
テロップ:
10:25
職員と意見交換
テロップ:
システム同士の
連携が課題
(映像:船橋市役所職員と意見交換を行う千葉大右)
(映像:PCを操作する千葉大右)
千葉大右
直近の、進捗状況をまず聞かせていただければ。
船橋市役所職員
一応、全体としては約6割くらいの進捗状況です。
千葉大右
一番進んでいる業務って?
船橋市役所職員
業務だと、選挙に関しては令和6年度に実施していますので、こちらに関しては完了済みになっています。
ナレーション
標準化では、児童手当、子ども・子育て支援、住民基本台帳などの20業務が対象となっています。船橋市では、標準化に必要な40ステップのうち約60%が完了しています。
テロップ:
標準化は「児童手当」「子ども・子育て支援」「住民基本台帳」など20業務が対象
テロップ:
船橋市
約60%完了
(40ステップのうち)
(映像:千葉大右と会話をする船橋市 川野真彦氏)
(映像:船橋市役所職員と意見交換を行う千葉大右)
川野真彦氏
今後のスケジュールだったりとか、そういうところを検討していかなきゃいけないというのが、今週ちょっと動きのあった部分のざっくりした内容になります。
千葉大右
他にも多分連携をやっていると思うんですけど他は大丈夫そうですか?
川野真彦氏
そこまで影響は大きくないのかなというような状況です。
千葉大右
わかりました。
ナレーション
現場の職員たちの、この日の意見交換の感想は?
(映像:インタビューに答える船橋市 川野真彦氏)
(映像:船橋市役所職員と意見交換を行う千葉大右)
川野真彦氏
今、うちですと、稼働が直前に迫っていますので、そこで出ている直前の課題というのをタイムリーにお伝えできたので、本市ですといろんなシステムベンダーさんが入っていらっしゃいますので、そこの連携に関する課題というところの方向性がお聞きできたというところで大変参考になりました。文字ベースでのやりとりというのに比べて、感想も含めてお伝えできるというところで、そこの部分がとても良かったと思っています。
テロップ:
千葉県船橋市
デジタル行政推進課
川野 真彦 さん
テロップ:
稼働直前の課題をタイムリーに伝えられた
テロップ:
システムベンダーとの連携の課題について
テロップ:
方向性が聞けて参考になった
テロップ:
文字ベースでのやり取りに比べて
テロップ:
感想も含めて伝えられるのが良かった
(映像:インタビューに答える船橋市 宮内大史郎氏)
宮内大史郎氏
千葉さんとの付き合い自体は20年以上になるんですけど、当時お互い窓口で別の課にいるときには、本当に面倒見のいい兄貴みたいな感じですかね。
テロップ:
千葉県船橋市
デジタル行政推進課
宮内 大史郎 さん
テロップ:
面倒見のいい兄貴
(映像:船橋市役所職員と意見交換を行う千葉大右)
ナレーション
意見交換は1時間ほどで終了。
千葉大右
今日はどうもお時間をいただきありがとうございました。
テロップ:
11:30
意見交換終了
(映像:会話をしながら並んで歩く千葉大右と宮内大史郎氏)
(映像:デジタル行政推進課の看板)
(映像:デジタル行政推進課内の様子)
ナレーション
20年来の元同僚から“面倒見のいい兄貴”と慕われる千葉さん。なぜ彼は直接足を運ぶのか?それは、現場でしか聞けない“生の声”があるからです。
(映像:船橋市役所で職員と会話をする千葉大右)
千葉大右
例えば、船橋市役所なら船橋市役所で、普段やっている環境で説明いただくことによって、普段抱えている課題とか、考えとかがですね、そのままスッと出てくると思いますので。現場の生の声をやっぱり聞くっていうところが大事なのかなと思っています。
テロップ:
Q.なぜ直接足を運ぶのか?
テロップ:
現場の生の声を聞くのが大事
(映像:船橋市役所で職員と会話をする千葉大右)
(映像:インタビューに答える千葉大右)
(映像:船橋市役所職員と意見交換を行う千葉大右)
千葉大右
あとはやっぱり自分が市役所職員だったときに、総務省の方とかが普段は当然オンラインの説明会とかですね、多かったんですけども。たまにですね、直接会話を交わす機会をいただくことが結構ありました。
やっぱりそういう方たちに我々自分の声を届けると、直接反映されてるなって実感できるときがあったんですね。それが一回二回ではなくて。
そういうのを自分がデジタル庁にいてですね、やることがやっぱりこれまでしてきていただいたことへのお返しと言いますか、責務なんじゃないかなと思ってできる限り足を運ぶようにしています。
テロップ:
自分の声を届けると 直接 反映される実感
テロップ:
お返しというか責務じゃないかと思い
テロップ:
できる限り足を運ぶようにしている
ナレーション
全国各地の自治体を訪ねてきた千葉さん。そこで見えてきた支援のポイントとはなんでしょうか?
テロップ:
Q.支援のポイントは?
(映像:インタビューに答える千葉大右)
千葉大右
特に今回標準化では時間が限られているというところがございます。そういう時間が限られた中でですね、しっかりと進めていくには、やっぱりそれなりの人的リソースというのが必要になるんですが、船橋市の場合はこのデジタル行政推進課さんだけでも30名以上いるのかな。人口規模の小さい団体になると、職員の数もそれだけ少なくなりますので、限られた人数でですね、標準化も含めた、いわゆる情シスの仕事をやっていただいてますので、なかなか一つの事業にですね、特化して進めるというのは難しいのかなと思いますので、そういったところが我々の支援するポイントにもなるかなというふうに思っています。
テロップ:
時間が限られている
テロップ:
人的リソースが必要になる
テロップ:
人口規模の小さい団体は 職員の数も少なくなる
テロップ:
限られた人数で
テロップ:
情報システムの仕事をしている
テロップ:
一つの事業に特化して進めるのが難しい
テロップ:
我々の支援するポイントになる
(映像:午後12時51分を指す壁掛け時計)
(映像:PCで作業をしながらインタビューに答える千葉大右)
撮影スタッフ
今何されてるんですか?
千葉大右
丸1日あけてると多分百何十とかがメール来て、休みもそうですけど外に行ったりして、全くパソコンをあけないで帰ってからあけると、てんこ盛り溜まってて嫌になっちゃいますけどね。なのでとにかく空き時間があれば、あけてチェックして潰すみたいな。
テロップ:
Q.いま何をしているんですか?
テロップ:
丸一日あけると百何十通メールが
(映像:昼食を取るお店の入り口)
(映像:お店でインタビューに答える千葉大右)
千葉大右
29年間船橋市役所で地方公務員やっていましたけど、29年の中で一番多いのが先ほど伺ったデジタル行政推進課、当時情報システム課とか言ってましたけれども、通算12年いましたので。情報に関わることが多かったので、それが今でも生きているっていう形になりますね。当時まだ船越市役所では、職員がSEをやってですね、庁内で使っているシステムはほぼほぼ職員が内製していた時代なんですね。普通の市役所だと、情報部門でも、調達とかセキュリティポリシーとかやると思うんですけど、システムそのものを作るみたいな作業は多分やっている人というのはあまりいないと思いますので、そういう意味では貴重な経験ができたかなと思います。
自分の手でプログラミングしたりとか、設計書書いたりしてですね、実現していくという役割でしたので、そこは非常に大好きでしたし、やりがいもありましたし、本当好きな仕事でした。
テロップ:
Q これまでの経歴は?
テロップ:
システムそのものを作っている人はあまりいない
テロップ:
そういう意味では貴重な経験
テロップ:
自分の手でプログラミングしたり設計書を書いたり
テロップ:
実現していく役割
テロップ:
やりがいもあり 本当に好きな仕事だった
(映像:昼食を取る千葉大右)
ナレーション
今の仕事ではどんなことにやりがいを感じているのでしょうか?
テロップ:
Q.いまの仕事のやりがいは?
(映像:インタビューに答えるデジタル庁 千葉大右)
千葉大右
移行支援のことで事業者だとか、自治体だとか巡ってますけども、やっぱそういう先で、いろんな人と会ってお話しできる。その会った繋がりが、またその後にも生きてくることも結構多いので、そういった意味では、いろんな方と繋がれるっていうところが、面白いところのひとつですね。
テロップ:
いろいろな人と会ってお話しできる
テロップ:
会ったつながりが その後に生きてくる
テロップ:
いろいろな方とつながれるのが面白い
(映像:インタビューに答える千葉大右)
(映像:全国各地の市役所の外観)
撮影スタッフ
自治体や団体、何か所くらいまわられているんですか?
千葉大右
20とか30ぐらいは行ってるかなと思いますが。あと都道府県で県下の市町村を集めてですね、説明会をやらせていただくといったようなところを含めれば、多分それは何百という団体と交流といいますか、関係は持ってきたというふうに思っています。
なので、ご相談しづらいこともですね、私にはちょっと気軽に相談いただければ、それが入り口になってまた、庁内に持って帰って課題解決、提案したりですね、できますので。そういう入り口に使っていただけるというのは、すごくいいなと思ってますね。
テロップ:
Q.何か所くらい足を運んだ?
テロップ:
20とか30くらいは行っていると思う
テロップ:
市町村を集めて説明会を開催する場合も含めれば
テロップ:
何百という団体と交流や関係を持ってきたと思う
テロップ:
私には気軽に相談いただければ
テロップ:
庁内に持って帰って課題解決・提案できる
テロップ:
入り口に使っていただけると
(映像:地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化イメージ)
(映像:各自治体がシステムについて事業者と連携しているイラストイメージ)
ナレーション
標準化は自治体だけで完結するものではありません。システムを手掛ける事業者との連携も移行に欠かせません。
テロップ:
地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化
テロップ:
※イメージ
(映像:歩いて移動する千葉大右)
(映像:インタビューに答える千葉大右)
(映像:事業者との意見交換に向かう千葉大右)
ナレーション
午後は事業者を訪ねます。
千葉大右
今日はその事業者さんの進捗の全体の状況、直近の状況ですね。ちょっと詳細にお伺いしようかなと思います。じゃあ、ここから先はちょっと撮影できないので、すみません、1人で行ってまいります。じゃあ、失礼します。
テロップ:
15:30
事業者と意見交換
(映像:高層ビルと空の風景)
(映像:事業者との意見交換を終えて歩いてくる千葉大右)
千葉大右
お疲れ様です。
撮影スタッフ
お疲れ様でした。
テロップ:
17:00
意見交換終了
(映像:インタビューに答える千葉大右)
撮影スタッフ
どういった打ち合わせがあったんですか?
千葉大右
今の移行作業の進捗状況を詳細に聞いてきて、今のところ順調に進んでいるというところと、今後どういったサービスの提供が考えられるかとか、どういった運用の形態が考えられるかとかですね、その辺を担当者レベルで、ざっくばらんにお話をさせていただいたってところになります。
テロップ:
Q.事業者とはどんな話を?
テロップ:
移行作業の進捗状況を詳細に聞いて
テロップ:
今のところ順調
テロップ:
今後どういったサービスの提供が考えられるか
テロップ:
どういった運用の形態が考えられるか
(映像:船橋市役所で職員と会話をする千葉大右)
(映像:PCで作業をする千葉大右)
ナレーション
自治体と事業者、双方に寄り添い移行支援に注力する千葉さん。今後の目標は?
テロップ:
“今後の目標”
(映像:歩いて移動する千葉大右)
(映像:移動中に汗をぬぐう千葉大右)
(映像:インタビューに答える千葉大右)
千葉大右
まずは今年度予定している全国の自治体のシステムですね、これが予定通り移行できるように、これからも課題とか出てくると思いますので、それを丁寧に一つずつ集めて、課題解決の一助になるように取り組んでいきたいと。
事業者、自治体両方にですね、可能な限り寄り添って課題解決できたらというふうに考えております。
テロップ:
事業者・自治体両方に 可能な限り寄り添って
テロップ:
課題解決できたら
(映像:インタビューに答える千葉大右)
(映像:一礼して帰路につく千葉大右)
撮影スタッフ
今日、この後は?
千葉大右
はい、一旦訪問する予定は全部終わりましたので、今日はここで直帰をしたいと思います。
撮影スタッフ
ありがとうございました。
千葉大右
はい、ありがとうございました。お疲れ様でした。じゃあ、これで失礼します。
テロップ:
17:30
密着取材 終了