【代替テキスト】【高山の調査でも活躍】環境省・大雪山国立公園管理事務所のGSS利用に密着
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(映像:環境省が行う特定外来生物のモニタリング調査の様子)
環境省スタッフ
あ、いた!
環境省スタッフ
セイヨウだ!セイヨウだ!
テロップ:
あ いた!
テロップ:
セイヨウだ!セイヨウだ!
(映像:環境省職員がハチを捕獲する様子)
(映像:環境省職員が花にとまるハチを撮影する様子)
ナレーション
野生の動植物の保護や外来種の防除など自然環境の保全に努める環境省。
テロップ:
野生の動植物の保護
外来種の防除
(映像:ロープウェイの中でタブレット端末を操作する 環境省大雪山国立公園管理事務所 岡島一徳 所長)
(映像:ベンチに座りパソコンを操作する岡島一徳所長)
ナレーション
デジタルで職員の働く環境を変革しようと、新たな取組がはじまっています。
テロップ:
最新のデジタル技術で変化する
職員の働き方
(映像:ベンチに座りパソコンを操作する岡島一徳所長)
(映像:インタビューに答える岡島一徳所長)
岡島一徳所長
GSSの一番の魅力は業務の効率化であったり、仕事のやり方の幅が広がったっていうのはあります。
テロップ:
GSSの一番の魅力は
業務の効率化
テロップ:
仕事の幅が広がった
(映像:タブレット端末を操作する岡島一徳所長)
(映像:大雪山国立公園管理事務所で業務を行う職員の様子)
ナレーション
ガバメントソリューションサービス GSS。職員の業務効率化を目指すインフラとして行政機関での導入が進んでいます。
テロップ:
Government Solution Services
GSS
行政機関の業務効率化を目指すインフラ
(映像:インタビューに答えるデジタル庁 鎌田憲太郎)
鎌田憲太郎
職員の働き方が変わることによって、より国民の皆様に還元できる部分というところがでてくるのかな。
テロップ:
デジタル庁
GSS班参事官補佐
鎌田憲太郎
テロップ:
職員の働き方が変わることによって
テロップ:
より国民の皆様に還元できる部分がでてくる
テロップ:
「デジタル庁ニュース」
高山でも活躍!
環境保全の現場を支えるGSS
00:55〜08:53
右上テロップ「高山でも活躍!環境保全の現場を支えるGSS」
(映像:霞ヶ関のイメージ映像)
(映像:タブレット端末でオンライン会議を行う岡島一徳所長)
(映像:車内でタブレット端末を使用する岡島一徳所長)
ナレーション
GSSはデジタル庁が提供している、政府共通の標準的なITインフラのことです。最新のセキュリティ技術の導入などにより、職員の柔軟な働き方の実現や業務の効率化を目指しています。
テロップ:
GSS
Government Solution Services
政府共通の標準的な
業務実施環境(ITインフラ)
(映像:北海道上川町の実景)
(映像:環境省大雪山国立公園管理事務所の看板)
ナレーション
GSSを2025年5月から導入した環境省。全国に国立公園などを管理する事務所がおよそ110か所あります。
テロップ:
北海道 上川町
(映像:大雪山国立公園管理事務所の外観)
(映像:大雪山国立公園管理事務所の室内の様子)
ナレーション
訪れたのは北海道上川町にある大雪山国立公園管理事務所です。
テロップ:
大雪山国立公園管理事務所
(映像:岡島一徳所長が自席で業務を行う様子)
岡島一徳所長
おはようございます。よろしくお願いします。
ナレーション
事務所の岡島一徳所長です。
テロップ:
環境省
大雪山国立公園管理事務所
岡島一徳 所長
(映像:インタビューに答える岡島一徳所長)
岡島一徳所長
大雪山国立公園は日本の優れた風景地として国立公園に指定されているわけですけれども、その自然環境の保護ですとか、適正な利用の推進というものを行なっています。
テロップ:
大雪山国立公園は
テロップ:
日本の優れた風景地として
テロップ:
国立公園に指定されているが
テロップ:
その自然環境の保護とか
テロップ:
適正な利用の推進というものを行なっている
(映像:大雪山国立公園実景イメージ)
ナレーション
大雪山国立公園は北海道の中心部にあり、総面積はおよそ2268平方キロメートル。東京都の面積を上回ります。
テロップ:
大雪山国立公園
総面積 約2268㎢
※東京都は約2200㎢(2025年)
(映像:野生動物イメージ画像)
(映像:大雪山国立公園に咲く花の映像)
(映像:登山道の整備を行う様子)
ナレーション
岡島さんたちは、公園に生息する動植物の保護管理や登山道の整備など、自然環境の 保全を目的に様々な活動に取り組んでいます。
テロップ:
野生の動植物の保護管理
テロップ:
登山道の整備
テロップ:
提供:環境省大雪山国立公園管理事務所
(映像:車を運転する岡島一徳所長)
(映像:ベンチに座りパソコンを操作する岡島一徳所長)
ナレーション
広大な敷地での業務になるため、移動だけで数時間かかることもあるという岡島さん。GSSでは、支給されているノートパソコンにSIMが内蔵されているため、外出先でもオフィス環境と同様の事務作業も可能です。
テロップ:
GSSではパソコンにSIMが内蔵
外出先でオフィス同様に事務作業が可能
(映像:インタビューに答える岡島一徳所長)
岡島一徳所長
外に出るとメールがたくさん溜まっていることも多くてですね、出張から戻るとその対応に追われるんですけれども、GSS端末はSIMが入っていることによって、こうやって使うことができるというのはすごく便利になったかなと思います。
テロップ:
外に出るとメールがたくさん溜まっていることも多く
テロップ:
出張から戻るとその対応に追われる
テロップ:
GSS端末はSIMが入っていることによって
テロップ:
こうやって(外出先でも)使うことができるというのは
テロップ:
すごく便利になった
(映像:GSS導入以前、インターネット接続する際の認証作業イメージ)
ナレーション
GSS導入以前も外出先でインターネットに接続することはできましたが、これまではスマートフォンのテザリング機能を使っていました。さらにセキュリティ上の理由からパスワードの入力など複数の認証手続が必要とされ、接続に時間を要していました。
テロップ:
GSS導入前のイメージ
テロップ:
GSS導入前
スマートフォンのデザリング機能を使用し
インターネットに接続
テロップ:
セキュリティ上の理由から
接続に時間を要していた
(映像:GSS導入以前、インターネット接続する際の認証作業イメージ)
岡島一徳所長
時間があるときはいいんですけど、時間がないときですとか、打ち合わせや会議にちょっと間に合わない、そういうときは慌てますね。
テロップ:
時間があるときはいいが
テロップ:
時間がないときとか
テロップ:
打ち合わせや会議に間に合わないときは
テロップ:
慌てていた
(映像:ベンチに座りパソコンを操作する岡島一徳所長)
ナレーション
しかしGSSでは、高度なセキュリティ環境にあるため、複雑な認証手続を省き、スムーズにインターネットに接続。出先での事務仕事の効率化につながるといいます。
テロップ:
GSS導入後
高セキュリティ環境で複雑な認証手続を省き
スムーズにインターネットに接続
テロップ:
出先での仕事を効率化
(映像:ベンチに座りパソコンを操作する岡島一徳所長)
岡島一徳所長
スピーディーに仕事に取り掛かれるという意味では改善したかなというふうに思います。
テロップ:
スピーディーに仕事に取り掛かれるという意味では
テロップ:
(業務が)改善したと思う
(映像:特定外来生物のモニタリング調査に環境省職員・ボランティアスタッフが集合する様子)
岡島一徳所長
おはようございます。
テロップ:
おはようございます
(映像:特定外来生物のモニタリング調査に環境省職員・ボランティアスタッフが集合する様子)
(映像:旭岳ビジターセンターの看板)
(映像:旭岳イメージ画像)
ナレーション
岡島さんがこの日訪れたのは大雪山国立公園の中にあり、北海道で最も高い山、旭岳。
テロップ:
北海道最高峰
旭岳
(映像:環境省職員・ボランティアスタッフと話す岡島一徳所長)
(映像:あいさつする環境省職員たちの様子)
ナレーション
山への侵入が危惧されている特定外来生物の調査を行うためです。
テロップ:
特定外来生物の
モニタリング調査
(映像:ロープウェイに乗り込む岡島一徳所長)
(映像:ロープウェイの中でタブレット端末を操作する岡島一徳所長)
ナレーション
こうした現場業務を行う中でも、GSSのメリットが発揮されます。
テロップ:
GSS導入で
現場業務中にも
柔軟な働き方を実現
(映像:ロープウェイの中でタブレット端末を操作する岡島一徳所長)
ナレーション
セキュリティの強化によって、BYODと呼ばれる個人で保有する端末も業務に使えるのです。
テロップ:
セキュリティ強化で
個人で所有する端末の業務利用が可能に
(映像:ロープウェイの中でタブレット端末を操作する岡島一徳所長)
(映像:インタビューに答える岡島一徳所長)
岡島一徳所長
移動の隙間時間とかにメールをチェックしたり資料をチェックしたりとか、緊急時の連絡とかそういったものが自分の端末でもできるようになったというのは非常に助かるなと思います。
テロップ:
移動中の隙間時間にメールを確認したり
テロップ:
資料を閲覧したり
テロップ:
緊急時の連絡など そういったことが
テロップ:
自分の端末でもできるようになったことは
テロップ:
非常に助かる
(映像:旭岳の中腹にある登山道に到着した岡島一徳所長)
(映像:旭岳実景)
(映像:晴天時の旭岳イメージ)
ナレーション
ロープウェイに乗ってやってきたのは、旭岳の中腹、標高1600mに位置する登山道の周辺です。
テロップ:
旭岳の中腹にある登山道
(標高1600m)
テロップ:
晴天時の旭岳
テロップ:
提供:環境省大雪山国立公園管理事務所
(映像:インタビューに答える岡島一徳所長)
ナレーション
ここで調査を行う特定外来生物とは?
岡島一徳所長
セイヨウオオマルハナバチという蜂がいるんですけども、非常に侵略性が高くて現地でモニタリングをして、もし見つけたら駆除すると。
テロップ:
調査を行う特定外来生物とは?
テロップ:
セイヨウオオマルハナバチという蜂がいる
テロップ:
非常に侵略性が高くて
テロップ:
現地でモニタリングして もし見つけたら駆除する
(映像:セイヨウオオマルハナバチの標本)
ナレーション
セイヨウオオマルハナバチはヨーロッパ原産の外来種。白いお尻と黄色と黒の縞模様が特徴です。
テロップ:
セイヨウオオマルハナバチ
ヨーロッパ原産の外来種 白いお尻と黄色と黒の縞模様が特徴
(映像:トマトのハウス栽培イメージ)
(映像:過去に駆除したセイヨウオオマルハナバチの個体)
ナレーション
日本では1990年代からトマトなどのハウス栽培の受粉に利用されてきましたが、その一部がハウスから逃げ出し、野生化。2006年から特定外来生物に指定されています。
テロップ:
セイヨウオオマルハナバチ
1990年代からトマトなどのハウス栽培に利用
テロップ:
2006年に
特定外来生物に指定
(映像:特定外来生物モニタリング調査の様子)
(映像:大雪山国立公園の高山植物や花の映像)
(映像:モニタリング調査を行う岡島一徳所長)
岡島一徳所長
大雪山国立公園には非常に希少な高山植物とか、そういったお花畑の群落がありまして、生態系を維持している在来種のマルハナバチが影響を受けるとそういった植物にも影響がでてしまうということで、大きな生態系の撹乱というものが懸念されています。
テロップ:
大雪山国立公園には非常に希少な高山植物や
花畑の群落があり
テロップ:
生態系を維持している
在来種のマルハナバチが影響を受けると
テロップ:
そういった植物にも影響がでてしまう
テロップ:
大きな生態系の撹乱が懸念されている
(映像:特定外来生物モニタリング調査の様子)
(映像:セイヨウオオマルハナバチ防除事業従事者の腕章)
ナレーション
セイヨウオオマルハナバチは旭岳のような高山帯ではわずかに発見されている程度で、希少な高山植物が群生する高山帯への侵入定着を防ぐため調査を定期的に行っています。
テロップ:
高山帯への侵入定着を防ぐため
調査を定期的に実施
(映像:ハチを指さすボランティアスタッフ)
(映像:高山植物の近くを飛ぶハチ)
ボランティアスタッフ
あそこになんか白いのが
ボランティアスタッフ
どうですか?
ボランティアスタッフ
お尻が?
環境省職員
いやお尻じゃなくて
ヒメマル(在来種)とか、そういう感じですね。
テロップ:
あそこになんか白いのが
テロップ:
どうですか?
テロップ:
お尻が(白い)?
テロップ:
いやお尻じゃなくて
テロップ:
ヒメマル(在来種)とかですね
(映像:特定外来生物モニタリング調査の様子)
環境省職員
ちょっと広がってこっちとこっちで見ていきますかね。
テロップ:
広がって見ていきましょう
(映像:特定外来生物モニタリング調査の様子)
ナレーション
調査開始から1時間が経過したころ…
ボランティアスタッフ
セイヨウだ!
環境省職員
え?
ボランティアスタッフ
セイヨウだ セイヨウだ
ナレーション
セイヨウオオマルハナバチと思われるハチを確認。現場に緊張感が走ります。
テロップ:
セイヨウだ!
テロップ:
え?
テロップ:
セイヨウだ!セイヨウだ!
テロップ:
セイヨウオオマルハナバチを発見?
(映像:環境省職員がハチを捕獲する様子)
(映像:ハチを捕らえた虫取り網)
環境省職員
写真を撮ってもらっていいですか?
環境省職員
うん
ボランティアスタッフ
どう?どう?そうじゃない?
テロップ:
写真を撮ってもらっていいですか?
テロップ:
うん
テロップ:
どう?どう?そうじゃない?
(映像:環境省職員がハチを確認する様子)
ボランティアスタッフ
興奮してる
環境省職員
興奮してますね。たぶん刺されると思う。
環境省職員
入った。入った。
環境省職員
あ。エゾナガ(在来種)っぽいですね。
ボランティアスタッフ
よかったじゃないですか。いないほうが。
ボランティアスタッフ
よかった。
テロップ:
興奮してる
テロップ:
興奮してますね 刺されると思う
テロップ:
エゾナガっぽいですね
テロップ:
よかったじゃない いないほうが
テロップ:
よかった
(映像:特定外来生物モニタリング調査の様子)
ナレーション
この日セイヨウオオマルハナバチが発見されることはなく、懸念していた高山帯への侵入定着は認められませんでした。
(映像:室内でオンライン会議を開始する岡島一徳所長)
ナレーション
モニタリングの終了後、調査現場の近くで岡島さんが開始したのは別件の打ち合わせ。
岡島一徳所長
おつかれさまです。岡島です。
ナレーション
GSS環境では、ネットワークの回線速度が向上し、オンライン会議でもスムーズに資料共有ができます
岡島一徳所長 :
あ、来ました 来ました。
テロップ:
おつかれさまです 岡島です
テロップ:
GSS導入後
ネットワークの回線速度が向上
スムーズに資料共有が可能
テロップ:
来ました 来ました
(映像:インタビューに答える岡島一徳所長)
(映像:特定外来生物モニタリング調査の様子)
(映像:オンライン会議を行う岡島一徳所長)
岡島一徳所長 :
現場に出ると車で2~3時間かかる所もあったりですとか、あるいは山の上ですと泊まりがけで何時間も歩くような所もあったりするので、急な会議ですとか打合せが入ると、現場を諦めざるをえなかった部分もあるんですけども、こうやって現場に出て隙間時間を使って打ち合わせに参加するとか、仕事のやり方の幅が広がったっていうのはあります。諦めていた仕事もできるようになったそういったところはあるかと思います。
テロップ:
現場に出ると車で2~3時間かかったり
テロップ:
山の上だと泊まりがけで
何時間も歩くような所もあるので
テロップ:
(これまでは)急な会議や打合せが入ると
現場を諦めざるをえなかったが
テロップ:
現場にでて隙間時間を使って
打ち合わせに参加するなど
テロップ:
仕事の幅が広がったというのはある
テロップ:
諦めていた仕事でもできるようになった
(映像:インタビューに答えるデジタル庁 鎌田憲太郎)
(映像:特定外来生物モニタリング調査の様子)
ナレーション
GSSによる現場業務の効率化を目指す取組は、今後さらに進んでいくと言います。
鎌田憲太郎 :
情報共有の手間だとかですね、そういったものをいかに減らしていって本業といいますか、本務の時間を増やすっていうところが、GSSで今後進ませていかなければいけないところなのかなと思っています。職員の働き方が変わることによって、より多くの国民の皆様に還元できる部分がでてくるのかなと思っています。
テロップ:
デジタル庁
GSS班参事官補佐
鎌田憲太郎
テロップ:
情報共有の手間とかを減らしていって
テロップ:
本務の時間を増やすことを
GSSで進めなければいけない
テロップ:
職員の働き方が変わることによって
テロップ:
より国民の皆様に還元できる部分が出てくると思う
(映像:霞ヶ関のイメージ映像)
(映像:ベンチに座りパソコンを操作する岡島一徳所長)
(映像:車内で端末を使用する岡島一徳所長)
ナレーション
GSSは2025年9月時点で、環境省を含めた16の行政機関で活用されており、今年度には国税庁や法務省でも新たに導入が始まりました。IT環境の向上によって、より豊かな行政サービスの充実を目指していきます。
テロップ:
GSS
16の行政機関で活用
(※2025年9月時点 )
テロップ:
国税庁 法務省でも導入開始