【代替テキスト】 【条文案の生成も!】地方自治体が奮闘!法制分野におけるAI活用の可能性とは【アナログ規制の見直し】
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(映像:パソコンに向かいながら話し合うイベント参加者たち)
ナレーション
パソコンを見つめ、真剣な眼差しで取り組む地方自治体の職員たち。
(映像:インタビューに答えるイベント参加者)
イベント参加者
想定している答えになっていないので
テロップ:
想定している答えになっていないので
(映像:インタビューに答えるイベント参加者)
イベント参加者
そこに四苦八苦してる感じですね
テロップ:
そこに四苦八苦してる感じですね
(映像:パソコンを操作するイベント参加者)
(映像:生成AIのパソコン画面)
ナレーション
手を動かす先にあったのは「生成AI」。
テロップ:
生成AI
(映像:マイクを手に話すデジタル庁 川野真稔)
(映像:参加者にアドバイスするデジタル庁 松本晋太朗)
(映像:説明を聞く参加者たち)
ナレーション
法制分野における活用を目指す機運が高まっています。
テロップ:
法制分野
テロップ:
「デジタル庁ニュース」
地方自治体が奮闘!
法制分野におけるAI活用の可能性とは
00:34〜06:25
右上テロップ「地方自治体が奮闘!法制分野におけるAI活用の可能性とは 」
(映像:イベント会場の様子)
(映像:話を聞く参加者たち)
ナレーション
2025年7月。デジタル庁で開かれたのは地方自治体を対象としたAI実装に向けたワークショップです。
テロップ:
2025年7月
(映像:イベント投影画面)
(映像:話を聞く参加者たち)
(映像:マイクを手に話す デジタル庁職員)
ナレーション
デジタル庁では、社会全体にAI活用の機運や知見を広げていくため、そのモデルケースとなるよう、行政現場でのAI活用を推進。
(映像:過去のAIアイデアソン・ハッカソンシリーズの様子)
ナレーション
これまで行政課題の解決に向け、AIアイデアソン・ハッカソンを開催し、AI利活用のためのユースケースの掘り起こしなどに取り組んできました。
テロップ:
AIアイデアソン・ハッカソンシリーズの開催
(映像:イベント会場の様子)
(映像:話を聞く参加者たち)
ナレーション
今回、ワークショップのテーマとなったのはデジタル社会の実現を妨げる要因の一つ「アナログ規制」の見直しです。
テロップ:
「アナログ規制」の見直し
(映像:マイクを手に話すデジタル庁 川野真稔)
(映像:話を聞く参加者)
川野真稔
地方の公共団体の皆さんが、AIをうまく使って条例の見直しの作業で、楽ができるようにならんかねと。技術企業の協力も得てですね、体験していただこうというワークショップになります。
テロップ:
デジタル庁
戦略・組織グループ参事官
川野真稔
テロップ:
地方公共団体の皆さんがAIをうまく使って
テロップ:
条例の見直しの作業で楽ができるようにならないかと
テロップ:
技術協力企業の協力を得て 体験していただく
(映像:作業現場での目視確認をしている説明アニメーション)
(映像:役所に出向く女性の説明アニメーション)
(映像:目視確認をする作業員イメージ映像)
(映像:過去にデジタル庁が行った個別型支援事業の様子)
ナレーション
アナログ規制とは、現場における人の目による確認や役所における公的情報等の書面での掲示など、アナログ的な手法を前提とする規制のことで、デジタル庁ではその見直しを主導しています。
テロップ:
現地での目視確認
テロップ:
書面での掲示
テロップ:
アナログ規制=アナログ的な手法を前提とする規制
テロップ:
個別型支援事業の様子
(映像:話し合う長野県駒ケ根市 林光洋氏と参加者)
ナレーション
しかし…
(インタビューに答える長野県駒ケ根市 林光洋氏)
林光洋氏
法令とか例規のですね、専門的な知識がないと、何をどう変えていいのか、そもそも条文自体も理解できない
テロップ:
長野県 駒ヶ根市DX戦略室長
林 光洋さん
テロップ:
法令や例規の専門的な知識がないと
テロップ:
何をどう変えていいのか
テロップ:
そもそも条文自体も理解できない
(映像:法令のイメージ)
(映像:パソコンに向かう参加者たち)
(映像:生成AIのパソコン画面)
(映像:参加者と話すデジタル庁 松本晋太朗)
ナレーション
膨大な情報量があり、専門的な知識も求められる法制分野。
自治体が規制を見直す場合は、その根拠となる国の法令を確認しなければならないなど作業は煩雑で、こうした業務の効率化を後押しすると期待されているのが、生成AIなのです。
テロップ:
法制分野
(映像:インタビューに答えるデジタル庁 松本晋太朗)
松本晋太朗
人間が判断するために必要な情報を、分かりやすいかたちで提供していただけたりですとか、人間が考えたものをある一定のルールに基づいて整えてくれるみたいな意味では、ものすごく生成AIの可能性はあるのかなと考えているところです。
テロップ:
デジタル庁
地方アナログ規制見直し促進班 松本晋太朗
テロップ:
人間が判断するために必要な情報を
テロップ:
分かりやすいかたちで提供してくれたり
テロップ:
人間が考えたものをある一定のルールに基づいて
テロップ:
整えてくれるみたいな意味では
テロップ:
ものすごく生成AIの可能性はある
(映像:長野県駒ケ根市と福岡県大刀洗町の事例とイメージ写真)
ナレーション
ワークショップでは、実在する自治体の条例を題材に、生成AIでアナログ規制に該当するかの判断や、根拠となっている法令の特定などを行いました。
テロップ:
題材1
長野県 駒ヶ根市
駒ヶ根市公告式条例
第2条第2項
テロップ:
題材2
福岡県 大刀洗町
補助金等交付規則第4条
テロップ:
生成AIで実践
・アナログ規制該当性の判断
・根拠法令の特定
・見直しの方向性検討
・条文案の生成
(映像:マイクを手に説明を行う日本マイクロソフト 御代知克氏)
(映像:話を聞く参加者)
御代知克氏
生成AIに対して目視規制というのはこういうものなんだよ、実地監査規制というのはこういうものなんだよ、これが意味合いなんだよ、だからこの意味合いに対して正しいかどうかというのを確認してくださいというような形で、参考資料のようなかたちでつけることによって、生成AIの道しるべというようなかたちでできるようになるかたちになります。
テロップ:
日本マイクロソフト(技術協力企業)
クラウド&AIソリューション事業本部
御代知克さん
テロップ:
生成AIに対して目視規制というのはこういうものなんだよ
テロップ:
実地監査規制というのはこういうものなんだよ
テロップ:
これが意味合いなんだよ だからこの意味合いに対して
テロップ:
正しいかどうか確認してくださいと
テロップ:
参考資料のようにつけることによって
テロップ:
生成AIの道しるべというかたちでできるようになる
(映像:プロンプト画面イメージ)
ナレーション
こちらはAIに送る指示や命令文となる「プロンプト」。このプロンプトの内容により精巧なアウトプットが出せるかが決まります。
テロップ:
プロンプト AIに送る指示や命令文
(映像:話し合う参加者)
(映像:パソコン画面)
イベント参加者
一旦「目視」とかの定義とかを勉強させて、これに該当するかどうかみたいな判断させたら
テロップ:
一旦「目視」とかの定義を勉強させて
テロップ:
これに該当するかどうか判断させたら
(映像:パソコン画面を見つめ、話し合う参加者たち)
ナレーション
各自治体はプロンプトを作成し、生成AIから答えを引き出しますが…
(映像:インタビューに答える参加者)
イベント参加者
該当しない寄りの方かなと思っていたんですけど、該当すると出ちゃったので。入れ方もうちょっと工夫しようかなみたいな。
テロップ:
“規制に該当しない”と思っていたら
テロップ:
“該当する”と出たので
テロップ:
入れ方をもうちょっと工夫しようかなと
(映像:パソコン画面を見つめ、話し合う参加者たち)
(映像:参加者にアドバイスをするデジタル庁 松本晋太朗)
ナレーション
思うようにいかず大苦戦。
松本晋太朗
なんでそれに分類されるのか。理由を答えてください。理由も合わせて答えてくださいみたいなのを制約で入れておくと、その後のやりとりがスムーズに
テロップ:
“なんでそれに分類されるのか”
テロップ:
“理由を答えてください”
テロップ:
“理由も合わせて答えてください”みたいなものを
テロップ:
制約で入れておくと
テロップ:
その後のやりとりがスムーズに
(映像:パソコン画面を見つめ、話し合う参加者たち)
ナレーション
デジタル庁の職員と議論しながら、AIの活用方法を学びました。
(映像:インタビューに答える長野県駒ケ根市 林光洋氏)
(映像:参加者と話し合う長野県駒ケ根市 林光洋氏)
林光洋氏
そもそもAIが今回のアナログ規制の見直しにですね、使えると思っていなかったので。
AIのアシストによってですね、 随分とそれ(見直し)が前に進むんじゃないのかなというふうに思いまして、大変ためになる研修だったと思っております。
テロップ:
長野県 駒ヶ根市 DX戦略室長
林 光洋さん
テロップ:
そもそもAIがアナログ規制の見直しに
テロップ:
使えると思っていなかったので
テロップ:
AIのアシストによって
テロップ:
随分と(見直しが)前に進むのではないのかと
テロップ:
大変ためになる研修だった
(映像:イベント会場の様子)
(映像:マイクを手に発表を行う参加者)
(映像:発表の投影画面)
(映像:発表を聞く参加者たち)
ナレーション:
さらに、ワークショップでは各自治体がどのようなプロンプトを作成し、アウトプットを行ったのかを発表。
テロップ:
AIによる出力結果の発表
(映像:マイクを手に発表を行う福岡県大刀洗町 小松純平氏)
(映像:発表を聞く参加者たち)
小松純平氏
用例集を元に『デジタル技術を活用可能な情報に書き換えてください』ということで、対象例規には公告式条例の全文を入れております。最後ですね、添付ファイルとして用例集の方をアップロードさせました。
テロップ:
用例集を元に
テロップ:
「デジタル技術を活用可能な情報に書き換えてください」と
テロップ:
対象例規には公告式条例の全文を入れた
テロップ:
最後に添付ファイルとして用例集をアップロードさせた
(映像:発表を聞く参加者たち)
(映像:メモを取る参加者たち)
(映像:拍手をする参加者たち)
ナレーション
AIを今後効果的に活用するにはどうすればよいのか。情報を共有することで、理解を深め合いました。
テロップ:
AIの効果的な活用へ
(映像:インタビューに答える福岡県大刀洗町 小松純平氏)
小松純平氏
こういうワークショップで実際に操作をして体験をする機会がいただけたので、本当に良かったなと思ってます。その市町村がですね、バラバラに進めるのではなく、国の方からですね、こういったご提案があるというのは非常にありがたいと思っております。
テロップ:
福岡県 大刀洗町
企画財政課 デジタル戦略推進係 小松純平さん
テロップ:
こういうワークショップで実際に操作をして
テロップ:
体験をする機会がもらえたので 本当に良かった
テロップ:
市町村がバラバラに進めるのではなく
テロップ:
国からこういった提案があるのは非常にありがたい
(映像:話し合う参加者たち)
(映像:生成AIのパソコン画面)
(映像:パソコンを操作する参加者たち)
(映像:写真撮影をする参加者たち)
ナレーション
法制分野での活躍に期待の高まる生成AI。今回のワークショップをもとに、デジタル庁ではアナログ規制の見直しにおいて、AIが活用しやすい環境の整備を検討する方針です。
(インタビューに答えるデジタル庁 松本晋太朗)
松本晋太朗
デジタル庁自身、内製のAIも目下開発中で横展開そして自治体の皆様への垂直的な展開ということも検討しておりますので、AIを使ったりですとかそれと同時に職員のアナログ規制に関する見識を深めていけるような努力を我々どももしていきたいと考えているところでございます。
テロップ:
デジタル庁
地方アナログ規制見直し促進班 松本晋太朗
テロップ
デジタル庁自身 内製のAIも目下開発中で
テロップ
横展開 そして自治体への垂直的な展開も検討している
テロップ
AIを使ったり
テロップ
同時に職員のアナログ規制に関する見識を
テロップ
深めていけるような努力を我々もしていきたい