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【代替テキスト】【AI活用法を自治体職員へ】共創PF キャンプin デジタル庁【自治体DX 推進】

(映像:デジタル庁で開催した共創PFキャンプの様子)

ナレーション

今、AIが社会を大きく動かそうとしています。

AIの力を借りることで、より良い行政サービスを提供しようという試みが始まっています。

テロップ:

「デジタル庁ニュース」

共創PFキャンプinデジタル庁

AI活用で自治体業務の改善を

00:24〜05:58

右上テロップ「 AI活用で自治体業務の改善を」

(映像:受付をするイベント参加者たち)

(映像:名刺交換をする参加者)

(映像:イベント会場の様子)

ナレーション

2025年6月、デジタル庁に全国26の自治体から職員およそ40人が集まりました。

テロップ:

2025年6月

デジタル庁

(映像:雑談をするイベント参加者)

ナレーション

共創プラットフォームキャンプと呼ばれるイベントの参加者たちです。

テロップ:

共創PFキャンプ

(映像:共創プラットフォームのパソコン画面)

ナレーション

共創プラットフォームとは、自治体DXを進めようと情報共有や政策の対話など自由な投稿をオンライン上で行えるものです。

テロップ:

デジタル改革共創プラットフォーム

自治体と政府機関の職員であれば

誰でも参加ができるコミュニケーションプラットフォーム

(映像:イベント会場の様子)

(映像:雑談をする参加者)

(映像:マイクを手に話す デジタル庁冨岡佳子)

ナレーション

リアルで集まる勉強会も定期的に行われていて、今回のテーマは自治体業務のAI活用についてです。

テロップ:

自治体業務のAI活用

(映像:インタビューを受ける デジタル庁冨岡佳子)

冨岡佳子

AIを使って、どうにか自分の業務を改善できないかと考えている方もたくさんいらっしゃいます。実際に対面でみんなで集まってもらって、ワークショップをやって、改善案まで考えられるようなところまでいきたいなというのが、今回の趣旨になります。

テロップ:

デジタル庁

オープンガバメント班

コミュニティマネージャー

冨岡佳子

テロップ:

AIを使ってどうにか自分の業務を改善できないかと

テロップ:

考えている方もたくさんいらっしゃいます

テロップ:

実際に対面でみんなで集まってもらって

テロップ:

ワークショップをやって

テロップ:

改善案まで考えられるようなところまで

テロップ:

いきたいなというのが今回の趣旨になります

(映像:話し合う参加者)

(映像:イベント会場の様子)

ナレーション

自治体職員の担い手不足が懸念される中、AI活用に対する期待は大きく、今回は勉強会の告知から3日で定員に達しました。

(映像:長野県松川町 塩澤正裕氏と一緒に参加した同僚)

ナレーション

長野県松川町から同僚と参加した塩澤正裕さん。

テロップ:

長野県松川町

まちづくり政策課

塩澤正裕さん

(映像:インタビューを受ける塩澤正裕氏)

塩澤正裕氏

生成AIを使うと飛躍的に生産性が上がるとよく言われているので、見てみたいなというところでございます。

テロップ:

生成AIを使うと飛躍的に生産性が上がると言われているので

テロップ:

見てみたいなというところでございます

(映像:長野県松川町の実景)

ナレーション

長野県南部に位置する松川町。人口1万2000人の自然豊かな町です。

テロップ:

長野県松川町

(映像:長野県松川町の実景)

(映像:松川町役場の外観)

ナレーション

人口減少が進む中、限られた予算をいかに効率的に運用するかが課題となっています。

(映像:松川町役場で同僚と話す塩澤正裕氏)

(映像:パソコンを操作する塩澤正裕氏)

ナレーション

塩澤さんは町の情報システムを担当していて、生成AIを使って業務の改善ができないかと考えています。

(映像:長野県松川町 塩澤正裕氏と一緒に参加した同僚)

(映像:インタビューを受ける塩澤正裕氏)

塩澤正裕氏

基本的にはやっぱり文章だとか、あとは申請書を出すときのひな形とか、そういったものに使ってます。ただ、一部の人間でとどまっているのが現状です。

テロップ:

長野県松川町

まちづくり政策課

塩澤正裕さん

テロップ:

基本的には文書作成とか

テロップ:

あとは申請書を出すときのひな形作成とかに使ってます

テロップ:

ただ一部の人間でとどまっているのが現状です

(映像:AI事業者による説明を聞く参加者)

ナレーション

勉強会では、AI事業者による開発パターンの解説が行われます。

テロップ:

AI事業者による解説

(映像:投影画面)

(映像:マイクを持ち説明をする 一般財団法人GovTech東京 橋本淳一氏)

橋本淳一氏

市民相談振分けアシスタントというもので、住民からいろいろお問い合わせが来て、それを適切な所管課に振分けする。

テロップ:

一般財団法人GovTech東京

橋本淳一さん

テロップ:

市民相談振分けアシスタントというもので

テロップ:

住民からいろいろお問い合わせが来て

テロップ:

それを適切な所管課に振分けする

(映像:マイクを持ち説明をする 日本オラクル株式会社 小番弘久氏)

(映像:投影画面)

小番弘久氏

上司からの求めに応じて職員が復命書を都度作成します。ここに生成AIが入ってくると、職員に代わって生成AIが復命書を書いてくれる。

テロップ:

日本オラクル株式会社

小番弘久さん

テロップ:

上司からの求めに応じて職員が復命書を作成します

テロップ:

ここに生成AIが入ってくると

テロップ:

職員に代わって生成AIが復命書を書いてくれる

(映像:マイクを持ち説明をする 株式会社RKKCS 徳山泰之氏)

(映像:投影画面)

徳山泰之氏

転居異動に伴う児童手当の業務ということで、今ピックアップしています。来ていただいている来庁者がキオスク端末みたいなもので、AIと応対することによって異動まで終わっちゃいましょう。これを目指したいです。

テロップ:

株式会社RKKCS

徳山泰之さん

テロップ:

転居異動に伴う児童手当の業務ということで

テロップ:

ピックアップしています

テロップ:

来ていただいている来庁者がキオスク端末みたいなもので

テロップ:

AIと応対することによって異動(の手続)が終わる

テロップ:

これを目指したいです

(映像:AI事業者の説明を聞く参加者)

ナレーション

そして、AI事業者のデモンストレーションが始まります。

テロップ:

AI事業者のデモンストレーション

(映像:AI事業者の説明を聞く塩澤正裕氏)

(映像:塩澤正裕氏に説明するAI事業者)

ナレーション

熱心にレクチャーを受ける塩澤さん。

AI事業者

また、全部自前で作らなくても、聞きたいところはAIに聞いて、返してもらうみたいな作り方で作ると、タスクを圧縮できます。

テロップ:

全部自前で作らなくても

テロップ:

聞きたいところはAIに聞いて

テロップ:

返してもらうみたいな作り方で作ると

テロップ:

タスクを圧縮できます

(映像:インタビューを受ける塩澤正裕氏)

塩澤正裕氏

自分の生成AIのイメージというのは、何かインターネットの検索の延長線上にしかなかった。今日聞くといろんなものを組み合わせて処理させるみたいな、ツールを作ってとか。ちょっとホントに二歩ぐらい先行っていたな、みたいな。

テロップ:

長野県松川町

まちづくり政策課

塩澤正裕さん

テロップ:

自分の生成AIのイメージというのは

テロップ:

インターネット検索の延長線上にしかなかった

テロップ:

今日聞くと いろんなものを組み合わせて処理させる

テロップ:

ツールを作ってとか

テロップ:

ちょっと本当 二歩ぐらい先行っていた

(映像:パソコンを操作する参加者)

(映像:発表をする参加者)

ナレーション

参加者は自らの業務への活用方法や導入への壁についてなど、ワークシートにまとめ、発表します。

テロップ:

ワークシートにまとめて発表

(映像:パソコンを操作する塩澤正裕氏と参加者)

ナレーション

塩澤さんは、ワークシートにどうまとめたのでしょうか。

(映像:発表をする塩澤正裕氏)

塩澤正裕氏

予算管理システムにあるDBから、必要なデータを抜き出して、ダッシュボード化して可視化することで、関係者に説得力のある説明ができるようになるんじゃないかと。

テロップ:

長野県松川町

まちづくり政策課

塩澤正裕さん

テロップ:

予算管理システムにあるデータベースから

テロップ:

必要なデータを抜き出して

テロップ:

ダッシュボード化して可視化することで

テロップ:

関係者に説得力のある説明ができるようになる

(映像:インタビューを受ける デジタル庁 大杉直也)

ナレーション

今回の勉強会について、デジタル庁のAI担当者の手応えは。

大杉直也

せっかく共創プラットフォームという、お互いに会話できる環境があるので、そこでやり方の共有をし、AIのサービスをそのまま渡すのではなくて、AIサービスを自分で作るやり方を教えて、それぞれが独自進化も遂げられるし、情報交換もできるしと。そんな関係がもしかしたら、自治体とデジタル庁で作れるんじゃないかなと思ったのが、今日のいちばんの収穫でした。

テロップ:

デジタル庁

AI班データサイエンティスト

大杉直也

テロップ:

せっかく共創PFというお互いに会話できる環境があるので

テロップ:

そこでやり方の共有をし

テロップ:

AIのサービスをそのまま渡すのではなくて

テロップ:

AIサービスを自分で作るやり方を教えて

テロップ:

それぞれが独自進化も遂げられるし情報交換もできる

テロップ:

そんな関係が自治体とデジタル庁で作れると思ったのが

テロップ:

今日のいちばんの収穫でした。

(映像:長野県松川町の実景)

(映像:松川町役場の外観)

ナレーション:

後日、塩澤さんを訪ねました。

テロップ:

長野県松川町

(映像:インタビューを受ける塩澤正裕氏)

塩澤正裕氏

どんどん使っていかないといけないと思いまして、実際に有償版の生成AIが使えるサービスがありまして、試験的に正式に申し込みをしました。

テロップ:

長野県松川

まちづくり政策課

塩澤正裕さん

テロップ:

(生成AIを)どんどん使っていかないといけないと思い

テロップ:

実際に有償版の生成AIが使えるサービスがあって

テロップ:

正式に申し込みをしました

(映像:会議室で上司に成果報告をする塩澤正裕氏)

ナレーション

上司に成果の報告も行いました。

塩澤正裕氏

個別の情報を自分たちで貯め込んで、より専門的な生成AIの活用にもっていく。

テロップ:

個別の情報を自分たちで貯め込んで

テロップ:

より専門的な生成AIの活用にもっていく

(映像:会議室で塩澤正裕氏と話す 松尾天氏)

ナレーション

上司からは。

松尾天氏

どんどんすぐにでも早急に進めてもらいたいと町としても思っていますので、しっかりとフィードバックしていただいて、やっていただきたいというふうに考えています。

テロップ:

長野県松川町

まちづくり政策課

松尾天課長

テロップ:

どんどんすぐにでも早急に進めてもらいたいと

テロップ:

町としても思っている

テロップ:

しっかりと(他の職員に)フィードバックして

テロップ:

やっていただきたいと考えている

(映像:インタビューを受ける塩澤正裕氏)

ナレーション

改めて今回の勉強会を振り返ると。

塩澤正裕氏

松川町で、生成AIを使っていくといったときの道筋がなんとなく自分の中で見えたかなというところです。

テロップ:

松川町で生成AIを使っていくときの

テロップ:

道筋がなんとなく自分の中で見えたかなというところです

(映像:集合写真を撮り、拍手をするイベント参加者)

ナレーション

参加者たちがAI活用へ新たな一歩を踏み出すきっかけとなった今回の勉強会。生成AIを活用することで、“お役所仕事”という言葉がポジティブな意味に変換される日が来るのも、そう遠くないかもしれません。