【代替テキスト】【1000万人超が今年度更新】マイナンバーカードの有効期限は2つ!電子証明書とは?【解説】
- 公開日:
テロップ「デジタル庁ニュース」
マイナンバーカードの有効期限は2つ!電子証明書とは?
デジタル庁 国民向けサービスグループ
上仮屋尚審議官
×
デジタル庁 広報
大竹智穂
00:10〜14:52
右上テロップ「マイナンバーカードの有効期限は2つ!電子証明書とは?」
(映像:立ってお辞儀をするデジタル庁広報 大竹智穂)
大竹智穂:
こんにちは。デジタル庁の大竹です。
テロップ:
デジタル庁広報
大竹智穂
(映像:右にデジタル庁広報大竹智穂、左にマイナンバーカードの有効期限に関する解説画面)
(映像:解説画面のマイナンバーカード「電子証明書の有効期限」欄に青枠)
大竹智穂
マイナンバーカードをお持ちの皆さん、カードには有効期限が書いてありますが、もう一つ、こちらの部分に有効期限は書いてありますでしょうか。
(映像:マイナンバーカードの有効期限に関する解説画面
マイナンバーカードの有効期限
おもて
マイナンバーカード表面のイメージ
カード本体
電子証明書)
大竹智穂
こちらはマイナンバーカードの中の電子証明書という、オンライン上で本人確認を行う際に使う機能の期限を書くための欄ですが、空欄のままの方もいらっしゃると思います。
(映像:右に立つ大竹智穂、左にマイナンバーカードの有効期限に関する解説画面)
大竹智穂
その場合、いつなのか気になりますよね。
今回は、マイナンバーカードや電子証明書の有効期限と、それらの更新時の注意点。さらに、電子証明書とはどのようなものなのかについてお伝えします。
テロップ:
マイナンバーカードや電子証明書の有効期限・更新時の注意点
電子証明書について
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央にマイナンバーカードの有効期限に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
(映像:お辞儀をする上仮屋尚審議官)
大竹智穂
解説は、デジタル庁の上仮屋尚審議官です。
よろしくお願いします。
上仮屋尚審議官
よろしくお願いします。
テロップ:
デジタル庁 国民向けサービスグループ
上仮屋尚審議官
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央にマイナンバーカードの有効期限に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
大竹智穂
さっそくですが、上仮屋さん。マイナンバーカードには、カード本体と電子証明書のそれぞれに有効期限があるんですね。
テロップ:
マイナンバーカードの有効期限
カード本体 電子証明書
(映像:立って話をする上仮屋尚審議官)
(映像:マイナンバーカードの有効期限に関する解説画面
マイナンバーカードの有効期限
おもて
マイナンバーカードの表面のイメージ
カード本体
発行してから10回目の誕生日まで
※発行時に未成年だった場合は5回目の誕生日まで
電子証明書
発行してから5回目の誕生日まで)
上仮屋尚審議官
はい。マイナンバーカード本体の有効期限は発行から10回目の誕生日まで。
発行時に未成年だった方は5回目の誕生日までとなっております。
カード本体の有効期限についてはカード表面に、どの方ももれなく印字されています。一方で、電子証明書の有効期限は発行から5回目の誕生日までとなっています。
つまり、電子証明書の有効期限はカード本体の有効期限の5年前になります。
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央にマイナンバーカードの有効期限に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
(映像:解説する大竹智穂)
(映像:電子証明書に関する解説画面
電子証明書
2020年のマイナポイント事業から5年
→今年度約1600万人が電子証明書の有効期限を迎える
マイナンバーカードの裏面の図
ICチップ うら
大竹智穂
そして電子証明書については、今年度で、マイナンバーカードを作るとポイントが付与された、2020年のマイナポイント事業から5年。
つまり、当時カードを作った方が5回目の誕生日を迎えることもあり、およそ1600万人の方が電子証明書の有効期限を迎えるんですよね。
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央に電子証明書に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
(映像:解説する上仮屋尚審議官)
(映像:左に解説する上仮屋尚審議官、右に電子証明書の解説画面)
(映像:電子証明書に関する解説画面
有効期限が切れてしまうと・・・
・健康保険証としての利用
※有効期限満了日が属する月の末日から3か月間はマイナ保険証として使用可能。ただし保険資格情報のみ提供。
・オンラインでの行政手続やコンビニ交付
・民間サービスの申し込み など
利用不可に)
上仮屋尚審議官
おっしゃる通りで、たくさんの方が有効期限を迎えることになります。なお、電子証明書は、カード裏面のICチップの中に入っています。電子証明書の有効期限が切れてしまいますと、マイナンバーカードを保険証として使える、いわゆる「マイナ保険証」として使えなくなってしまいます。
そのほかにもマイナンバーカードの電子証明書はいろんな確定申告とか、パスポートなどのオンライン申請とかですね。あるいはコンビニ交付サービス、または民間サービスのいろんな申し込みが、できるところをできなくなってしまいます。
(映像:解説画面
電子証明書
有効期限の2~3か月前
更新手続を案内する封筒が届く
↓
早めに中身を確認・更新を
有効期限通知書画像)
上仮屋尚審議官
有効期限の2、3か月前には、更新手続をご案内する封筒がご自宅に届きます。お早めに中身をご確認いただいて、更新手続をいただければ大変幸いです。
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、右に電子証明書に関する解説画面)
(映像:電子証明書に関する解説画面
電子証明書
マイナンバーカードの裏面のイメージ うら
・更新はICチップに新しい電子証明書を入れる作業
・オンラインで厳格な本人確認を行うもので更新の際に対面で本人確認
↓
市区町村窓口に行く必要)
上仮屋尚審議官
電子証明書の更新は今お持ちの、カードのICチップを書き換える新しい電子証明書を記録するという作業になりますので、お住まいの市区町村に足をお運びいただければと思っております。
(映像:質問をする大竹智穂)
大竹智穂
また、カード本体についても更新が必要な方は多いのですか。
(映像:左に解説する上仮屋尚審議官、右にマイナンバーカードの解説画面)
(映像:マイナンバーカードの解説画面
今年は・・・
マイナンバーカードの発行から10年目
マイナンバーカードの表面のイメージ
カード本体も約1200万人が有効期限を迎える
→更新が必要)
上仮屋尚審議官
おっしゃる通りで、今年は実はカード発行からちょうど10年目になります。
カード本体については、だいたい1200万人の方が有効期限を迎えますので、更新が必要となります。
(映像:解説する大竹智穂)
大竹智穂
それでは、カード本体と電子証明書。それぞれ、どのように更新すればいいのかを見ていきます。
(映像:マイナンバーカード・電子証明書の有効期限通知書の映像)
大竹智穂
まず、電子証明書もカード本体も有効期限となる誕生日の2か月から3か月前を目途に、有効期限をお知らせする封筒が自宅に届きます。
テロップ:
有効期限をお知らせする封筒
(映像:マイナンバーカード更新手続)
(映像:マイナンバーカード更新手続のリーフレット画像、マイナンバーカード更新手続のリーフレット)
(映像:マイナンバーカードの交付申請書画像、マイナンバーカードの交付申請書)
(映像:マイナンバーカード・電子証明書の有効期限通知書の映像)
(映像:マイナンバーカードの映像)
大竹智穂
まず、カード本体の更新手続についてです。
封筒には、更新手続を案内するリーフレット、マイナンバーカードの交付申請書などが入っています。カード本体の更新には、まず申請が必要になります。新しいカードの発行まで、通常は1か月ほどかかりますので、お早目の申請をお願いします。なお、手数料は無料です。
テロップ:
カードの申請から発行までに通常1か月程度かかる
(映像:解説画面
マイナンバーカード更新手続のリーフレット画像
マイナンバーカード申請方法
①スマートフォンで申請
②パソコンで申請
③証明用写真機で申請
④郵便で申請
↓
申請から1か月ほどで交付通知書が届く)
大竹智穂
申請には4つの方法がありますが、おすすめは「スマートフォンで申請」する方法です。スマートフォンを使えば、いつでも、どこからでも、スマートフォンで撮影した顔写真を使い、オンラインで簡単に申請できます。カードの仕上がりも早いです。
また、「まちなかの証明写真機で申請」する方法も、人気のある方法です。1000円程度かかりますが、綺麗な顔写真を撮影できます。
申請いただいた後、通常1か月ほどで新しいカードの用意ができたことをお知らせするハガキが届きますので、ハガキとカードを持って市区町村窓口に受け取りに行ってください。
(映像:電子証明書の更新手続)
(映像:電子証明書の更新手続書類の映像)
大竹智穂
次に、電子証明書の更新手続についてです。
こちらは、カード本体のように、オンライン申請などの必要はありません。市区町村の窓口に、カードを持って、お越しいただければ更新できます。こちらも手数料は無料です。
なお、カードの受け取りや、電子証明書の更新手続について、市区町村によっては予約制となっています。
テロップ:
電子証明書の更新手続
市区町村の窓口にカードを持っていく
テロップ:
カードの受け取り・電子証明書の更新手続
→市区町村によっては予約制
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、右に立つ大竹智穂)
(映像:質問をする大竹智穂)
大竹智穂
私はマイナンバーカードを発行したときにカード表面の欄に電子証明書の有効期限を記入しまして、そのとき2つ期限があることに少し驚いたのですが、なぜそれぞれ違うのでしょうか。厳格な本人確認ができることがマイナンバーカードの特徴かと思いますが、そのあたりも含めて教えてください。
(映像:解説する上仮屋尚審議官)
上仮屋尚審議官
おっしゃるとおり、対面でも、非対面のオンラインでも、厳格な本人確認を、安心・安全に行っていただくため、マイナンバーカード本体、電子証明書、それぞれに有効期限が設けられています。
テロップ:
本人確認を安心・安全に行うために
カード本体と電子証明書 2種類の有効期限を設定
(映像:左に解説する上仮屋尚審議官、右に有効期限に関する解説画面)
(映像:効期限に関する解説画面
有効期限なぜ2つ?
カード本体
・容貌の変化に対応して顔写真を更新
・偽変造防止対策などの技術の進歩に対応して安全性を維持
→発行から10回目の誕生日まで
(※カード発行時、未成年だった方は5回目の誕生日まで)
電子証明書
コンピュータ性能の向上や暗号解読技術の
進歩などにより暗号の安全性が低下するおそれ
→発行から5回目の誕生日まで)
上仮屋尚審議官
まず、カード本体につきましては、顔写真が貼られていますので、その変化に対応して更新する必要があること。さらに、カード券面の偽造防止対策も進化を日々しますので、こちらにも対応して、安全性を維持した対応を施すことのために、カード本体は10年の有効期限となっています。なお、未成年の方については、容貌の変化が大きいですので、5年となっています。
一方で電子証明書の有効期限につきましては、コンピュータ技術、あるいは、暗号技術の進歩は日進月歩ですので、それに対応して、電子証明書の暗号も強いものとして、安全性を確保するために、5年ごとという期限になっております。
(映像:左に有効期限に関する解説画面、右に大竹智穂)
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央に有効期限に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
(映像:質問をする大竹智穂)
大竹智穂
セキュリティを保つためには、重要なことですね。
ところで、電子証明書はオンラインで本人確認をするためのものだということですが、どのような仕組みで行われているのでしょうか。
(映像:解説する上仮屋尚審議官)
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、右に電子証明書に関する解説画面)
(映像:電子証明書に関する解説画面
“2種類の電子証明書”を搭載
署名用電子証明書
英数字6~16文字のパスワード
確実な本人確認と申請書等が改ざんされていないことの確認が可能
例:e-Taxによる確定申告
証券口座のオンライン申請等
利用者証明用電子証明書
数字4桁の暗証番号
各種サービス利用者の確実な当人認証が可能
例:マイナポータルへのログイン
コンビニでの住民票の写し交付等)
(映像:解説する上仮屋尚審議官)
上仮屋尚審議官
それでは、一歩踏み込んで、電子証明書についてご説明をしたいと思います。
カードには、実は2種類の電子証明書を搭載しています。
まずひとつめは、署名を行うために使う電子証明書です。具体的には、確定申告。あるいは民間の証券口座申込ですね。
オンラインで申し込みや届出を行う際に用います。
相手方、国税庁であるとか、証券会社さんであるとかは、この仕組みによって、確実な本人確認と、さらにその申請書等が改ざんされていないということが、確認できる仕組みになっています。
もうひとつの電子証明書は、利用者本人であることを証明するための電子証明書というものです。こちらはマイナポータルへのログインとか、あるいはコンビニ交付サービスなどで、利用者の認証が必要な際に用いられるものです。
これを用いることで、システム側は確実な当人認証が可能になって、本人の情報が本人に限って見せられる。あるいは本人の証明書を出すことができるということが可能になっています。
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央に電子証明書に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
大竹智穂
様々なサービスを安全に利用し、提供するためには、欠かせない仕組みなんですね。
そうなりますと、このICチップには、持ち主の様々な情報が入っているということなんでしょうか。
(映像:解説する上仮屋尚審議官)
(映像:ICチップに関する解説画面
マイナンバーカードの表面と裏面のイメージ
電子証明書が搭載されているカード裏面のICチップ
口座× 税× 年金× 医療×
電子証明書は本人確認をして情報を引き出すための“鍵”)
上仮屋尚審議官
はい、よくそういった誤解が少なくないのですけども、電子証明、カードのICチップにはいろいろな、例えば銀行の口座情報とか、証券の情報とか、e-Taxで使えるからといって税とか年金とかですね、そういった機微な情報は入っていません。また、マイナ保険証として使えますけども、診療情報、あるいは薬剤情報などですね。電子証明書には一切入っておりませんので、ご安心いただければと思います。あくまでもそういった情報を、本人を確認した上で、ご覧いただけるようにするなどという、情報を引き出すための「鍵」になっています。
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央にICチップに関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
大竹智穂
鍵、ですか? もう少し詳しく教えてください。
(映像:左に解説する上仮屋尚審議官、右にICチップに関する解説画面)
上仮屋尚審議官
はい、それでは、もう一歩、踏み込んで、安全性を支える電子証明書の技術的な仕組みのイメージについてご説明したいと思います。
テロップ:
安全性を支える仕組み
(映像:電子証明書に関する解説画面
電子証明書は・・・情報を引き出す“鍵”
公開鍵暗号方式
暗号化するための数値
カードに格納し秘密にする秘密鍵
元に戻すための数値
電子証明書に記載され相手方などが知りうる公開鍵
ペア)
(映像:左に解説する上仮屋尚審議官、右に電子証明書に関する解説画面)
上仮屋尚審議官
電子証明書は、「公開鍵暗号方式」と呼ばれる暗号技術を用いています。まず、暗号化するための数値。それからそれを元にもどすための数値。この2つの数値がペアとして、生成をされます。
このうち、暗号化に使うための数値が、カードのICチップに格納され、元にもどすための数値を、電子証明書に記載して、その電子証明書もカードのICチップに搭載します。前者の暗号化するための数値はカードに格納して、秘密にするので「秘密鍵」とも呼ばれます。
後者は、戻すための数値は電子証明書に記載をして、電子証明書を相手に渡しますので、こっちは公開されるということで「公開鍵」と呼ばれ、秘密鍵と公開鍵の鍵ペアというのがポイントになります。
それらを使って、まず、署名用の電子証明書の利用方法を、確定申告を例に、図をつかってご説明したいと思います。
(映像:署名用電子証明書に関する解説画面
署名用電子証明書 例:e-Taxによる確定申告
発信者
①秘密鍵で文書を暗号化
6桁以上のパスワードを使用
②文書本体
暗号化した文書
公開鍵・電子証明書
→
国税庁システム
③文書本体⇔暗号化された文書を公開鍵で元に戻す
・送信元が秘密鍵の格納されたカードを持っている
・文書が改ざんされていないことを確認
④電子証明書の有効性も第三者機関が確認)
上仮屋尚審議官
まず、①ですけど、発信者はカードの秘密鍵で送りたい文書を暗号化をします。
②ですが、文書本体とあわせて、暗号化されたデータと、電子証明書、その3点を相手方に送信します。③ですが、それを受け取った国税庁のシステムは、電子証明書に記載されている公開鍵を使って送られてきた、暗号化されたデータを元に戻して、その文書本体と突合します。それがちゃんと突合できれば発信元が秘密鍵が格納されたカードを持っていること、さらにその途中で文書が改ざんされていないことが確認できます。また④ですけど、利用の際には、6桁以上の暗証番号の入力を必要となっていますので、以上のそのカードを送ってきた人が持っていると言う所持の認証に加えて、暗証番号を知っているという知識認証が成立する仕組みになっています。
(映像:左に解説する上仮屋尚審議官、右に利用者証明用電子証明書に関する解説画面)
(映像:利用者証明用電子証明書に関する解説画面
利用者証明用電子証明書 例:マイナポータルへのログイン
マイナポータル
①生成した乱数
→
利用者
②秘密鍵で乱数を暗号化
4桁の暗証番号を使用
→
③乱数本体
暗号化した乱数
公開鍵・電子証明書
→
④乱数本体⇔暗号化された乱数を公開鍵で元に戻す
利用者が秘密鍵の格納されたカードを持っていることを確認
電子証明書の有効性も第三者機関が確認)
上仮屋尚審議官
次に、利用者証明用電子証明書の仕組みをこちらも図を持ってご説明します。
マイナポータルを例に、ご説明をしたいと思います。①ですけれど、マイナポータルから、一定の数字の羅列、乱数を生成して送信します。これをチャレンジと呼んでいます。それを受けた②で利用者の方で、カードに入っている秘密鍵で送られてきた乱数を暗号化して。③、その暗号化した結果のデータと公開鍵が記載された電子証明書を送り返します。それをレスポンスと言います。
それを受けた④ですけど、マイナポータルではいただいた電子証明書の公開鍵を用いて、送信を受けた暗号化したデータを、暗号を解きます。復号といいますが。
それで最初に自分で送信した乱数と一致したら、向こう側にいる利用者が電子証明書の公開鍵とペアになった秘密鍵を格納するカードを持っている方だということがわかります。ということで所持認証ができたということになります。
さらに加えて利用の際に送信者は4桁の暗証番号の入力が義務付けられていますので、カードの所持と暗証番号を知っているという所持認証と知識認証という二重の厳格な認証ができるということで、確実な本人認証ができます。
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央に利用者証明用電子証明書に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
大竹智穂
安全性を高めるための仕組みが施されているんですね。
(映像:左に解説する上仮屋尚審議官、右にマイナンバーカードのセキュリティ対策に関する解説画面)
上仮屋尚審議官
おっしゃる通りです。このほかにも、マイナンバーカードには様々なセキュリティ対策が施されています。
テロップ:
マイナンバーカードの様々なセキュリティ対策
(映像:マイナンバーカードのセキュリティ対策に関する解説画面
マイナンバーカード
セキュリティ対策
①カード本体に見る角度によって色が2色に見えるインキを使用
②顔写真の表示に特殊な加工を施している
③文字をレーザーによって印字しカードの偽造を困難に
↓
安心して持ち歩ける本人確認書類に)
上仮屋尚審議官
例えば、カード券面についてもそうでして。改ざん防止対策として、カード本体には、見る角度によって色が2色、変わって見えるインキを使っていたり。パールインキと言いますけど。
あとは、顔写真の表示にもですね、シェーディング加工と言って、貼り替えができないように、カードと一体化になるような技術、などなど。
様々な対策を施しているところです。
また、文字も単なる印字ではなくて、彫りこみということで、レーザーエングレーブというそういったかたちで印字しているなどですね、安全には万全を尽くしておりますので、ぜひみなさまご利用取得して、更新してご利用いただきたいと考えています。
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、中央にマイナンバーカードのセキュリティ対策に関する解説画面、右に立つ大竹智穂)
大竹智穂
今回は、マイナンバーカードや電子証明書の有効期限と更新方法、そして電子証明書の仕組みについてお伝えしました。マイナンバーカードを安全に利用するためにも、きちんと更新することが必要ですね。
(映像:話をする上仮屋尚審議官)
上仮屋尚審議官
はい。おっしゃる通りです。マイナンバーカードは、安全で、便利に、いろんなサービスを利用できるように作っている仕組みです。
テロップ:
デジタル庁 国民向けサービスグループ
上仮屋尚審議官
(映像:左に立つ上仮屋尚審議官、右にマイナンバーカードのイメージ)
上仮屋尚審議官
ぜひ、皆様にはですね、カードを取得いただいて、それから確実にカード本体、電子証明書を更新いただいて、様々なところで使っていただいて、メリットを存分にご享受いただければ、大変うれしく考えております。
よろしくお願いします。
(映像:お互いにお辞儀をする上仮屋尚審議官と大竹智穂)
(映像:話をする大竹智穂)
(映像:詳しくは・・・
マイナンバーカード総合サイト・二次元コード・マイナちゃんのイラスト
デジタル庁ウェブサイト・二次元コード・マイナちゃんのイラスト)
大竹智穂
上仮屋さんありがとうございました!詳しくはマイナンバーカードの総合サイトやデジタル庁ウェブサイトをご覧ください。