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【代替テキスト】戸籍に氏名のフリガナ記載へ!ねらい・注意点は?「通知書の確認を」【解説】

テロップ「デジタル庁ニュース」

戸籍にフリガナ記載へ

ねらい・注意点は

法務省 民事第一課

沼田 真一 補佐官

×

デジタル庁 広報

大竹 智穂

00:12〜05:46

右上テロップ「戸籍にフリガナ記載へ ねらい・注意点は」

(映像:椅子に座っておじぎをするデジタル庁広報大竹智穂)

大竹智穂

こんにちは。デジタル庁の大竹です。

テロップ:

デジタル庁 広報

大竹 智穂

大竹智穂

日本の戸籍制度が始まって以来、

初めて戸籍の氏名にフリガナが記載されることになりました。

誤っている場合の届出には、マイナポータルを使うこともできるのですが、

今回はその理由や注意点についてお伝えします。

テロップ:

戸籍の氏名にフリガナが記載

テロップ:

(通知されたフリガナが)誤っている場合は必ず届出を

→届出はマイナポータルで可能

大竹智穂

解説いただくのは、法務省の沼田真一さんです。よろしくお願いします。

(映像:椅子に座っておじぎをする法務省民事第一課沼田真一氏)

沼田真一氏

よろしくお願いします。

テロップ:

法務省 民事第一課

沼田 真一補佐官

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右に椅子に座ってフリップボードを持った大竹智穂)

(映像:椅子に座り、フリップボードを持って話す大竹智穂)

(映像:フリップボード「戸籍に記載される振り仮名の通知書」の画像)

大竹智穂

さて、こちらが戸籍に記載する予定のフリガナの通知です。

2025年の5月26日以降、本籍地の市区町村から届くものですが、

テロップ:

戸籍に記載される振り仮名の通知書

(2025年5月26日以降送付)

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右に椅子に座った大竹智穂、中央に通知書送付に関する解説画面)

(映像:通知書送付に関する解説画面、

戸籍にフリガナが記載されます

2025年5月26日

改正戸籍法 施行

戸籍にフリガナが記載されるように

2025年5月26日以降

全国民に通知書送付

フリガナが正しいか確認

戸籍への振り仮名記載についてのお知らせの画像)

大竹智穂

これは改正戸籍法が施行され、

戸籍に氏名のフリガナが記載されるようになることから、

そのフリガナが正しいかを確認してもらうために通知しているものです。

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右にフリップボードを持った大竹智穂、中央に通知書送付に関する解説画面)

大竹智穂

沼田さん、今回なぜ戸籍にフリガナが記載されることになったのでしょうか。

(映像:椅子に座った沼田真一氏)

沼田真一氏

これまで戸籍の氏名にはフリガナがふられておらず、

その読み方を公的に証明する手段がありませんでした。

テロップ:

これまで氏名の読み方を

公的に証明する手段がなかった

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右に通知書送付に関する解説画面)

沼田真一氏

しかし漢字の場合、同じ漢字でも違う読み方があるなど、識別するのは大変です。

テロップ:

同じ漢字でも

違う読み方があるなど

識別が困難

(映像:漢字の読み方に関する解説画面

戸籍にフリガナが記載されます

※戸籍全部事項証明書イメージ

戸籍の全部事項証明書の画像

例えば…山崎さん

ヤマザキさん?

ヤマサキさん?

読み方を識別するのが大変

フリガナが設定されると

検索が簡単・誤り防止など

行政サービスの向上を促進)

沼田真一氏

例えば、山崎さん

これをやまざきさん、やまさきさん

といった読み方をする場合があります。

こうしたなか、氏名にフリガナをふることで、

行政ではデータベース上の検索が簡単になり、

誤りも防げるなど、サービスの向上が期待されています。

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右に椅子に座った大竹智穂、中央に漢字の読み方に関する解説画面)

(映像:右に椅子に座って話す大竹智穂、左に漢字の読み方に関する解説画面)

大竹智穂

戸籍上でフリガナの設定がされれば、

その情報をもとに様々なサービスの連携や集約が

しやすくなるということなんですね。

テロップ:

様々なサービスの連携・集約がしやすくなる

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右に椅子に座った大竹智穂)

(映像:漢字の読み方に関する解説画面)

(映像:フリガナ記載による利点の解説画面

戸籍にフリガナが記載されます

ほかにも…

本人確認精度向上

金融機関等で

の不正防止

に期待できる)

沼田真一氏

そうですね。住民票の写しやマイナンバーカードにも

フリガナがふられるようになることから、

本人確認をするときの情報の1つになることや、

金融機関などで複数のフリガナを使って別人を装うなどの、

不正を防止することができることも期待されています。

(映像:椅子に座って話す大竹智穂)

大竹智穂

はい。では、実際にどのような流れで

戸籍にフリガナが記載されるのかを見ていきます。

(映像:通知書に関する解説画面

5月26日以降

本籍地の

市区町村から

戸籍に記載される

フリガナが通知

「戸籍に記載される振り仮名の通知書」の画像)

(映像:通知書の【氏の振り仮名】の欄)

(映像:通知書の【名の振り仮名】の欄)

大竹智穂

今年5月26日以降、本籍地の市区町村から

戸籍に記載する予定のフリガナが通知されます。

通知は郵便で届き、

その通知書に書かれている氏名のフリガナに

誤りがないかどうか、必ず確認してください。

誤りがなければ何もしなくても、

来年の5月26日から順次、通知のとおり

戸籍の氏名にフリガナが記載されます。

一方、誤りがあれば

来年5月25日までに正しいフリガナを届け出てください。

テロップ:

フリガナに誤りがないか確認

テロップ:

誤りがない場合

何もしなくても通知のとおり 順次フリガナが記載

テロップ:

誤りがある場合

2026年5月25日までに正しいフリガナを届出

(映像:届出方法の解説画面

「戸籍に記載される振り仮名の通知書」の画像

市区町村の窓口

郵送

マイナポータル

を使った

オンライン)

大竹智穂

届出は、市区町村の窓口や郵送でもできますが、

マイナンバーカードをお持ちであれば

マイナポータルを使い、オンラインで行うのが便利です。

(映像:椅子に座った大竹智穂)

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右に椅子に座った大竹智穂、中央に誤りがあるのに届出をしなかった場合の解説画面)

(映像:左に椅子に座って話す沼田真一氏、右に誤りがあるのに届出をしなかった場合の解説画面)

(映像:誤りがあるのに届出をしなかった場合の解説画面

誤りがあるのに届出をしなかった場合…

通知表どおりの

フリガナが

戸籍に記載される

一回に限り 届出のみで変更可能

※一度届け出たフリガナを変更する場合は、

家庭裁判所の許可が必要

右に戸籍の全部事項証明書の画像

パスポートや、年金手続等のフリガナと

食い違う場合は変更手続が必要となることも)

大竹智穂

通知を確認して、誤りがあったら届出が必要とのことですが、

もしそのままにしていたらどうなってしまうのでしょうか。

沼田真一氏

届出をしなかった場合、令和8年5月26日以降に

通知に記載されたとおりのフリガナが戸籍に記載されることになります。

この場合、一回に限り家庭裁判所の許可を得なくとも変更することが可能です。

ただ、戸籍に記載されるフリガナが

パスポートや年金手続等で使用しているフリガナと食い違う場合は、

他で使用しているフリガナの変更手続が必要になることがありますので、

ご注意ください

(映像:椅子に座った大竹智穂)

(映像:届出方法の解説画面

届出の方法

左に通知書の画像

①氏のフリガナ

戸籍の筆頭者

が届出

②名のフリガナ

本人が届出

※例外

・筆頭者が除籍されている場合の氏は配偶者などが届出

・未成年者は親権者からの届出も可能)

(映像:左から、書類を窓口の女性に手渡す女性のイラストと窓口の文字、郵便ポストに書類を投函する男性のイラストと郵送の文字、スマートフォンを操作する女性のイラストとオンラインの文字)

大竹智穂

それでは届出の方法をお伝えします。

届出が必要なフリガナが、氏の場合は戸籍の筆頭者が、

名の場合は本人が届出を行わなければなりません。

届出の方法は3つあります。

市区町村の窓口に届け出る方法、

郵送で届け出る方法、

そしてオンラインで届け出る方法です。

このうち便利なのがオンラインで届け出る方法で、

こちらはマイナポータルを使って行うことができます。

テロップ:

オンラインでの届出は

マイナポータルを使用

(映像:マイナポータルでの届出方法の解説画面

マイナポータルでの届出

通知書裏面イメージ

通知書裏面の画像

通知書の二次元コードを読取

操作画面イメージ

マイナポータル届出トップページを表示したスマートフォン画像

マイナポータルにログイン

フリガナの確認・届出対象の選択画面を表示したスマートフォン画像

フリガナの入力画面を表示したスマートフォン画像

届出する氏や名を選択し

正しいフリガナを入力

マイナンバーカードをスマートフォンで読み取るイメージ画像

その他必要情報を入力して

電子署名したら完了)

大竹智穂

まず、通知書の二次元コードを読み取って、

手続のトップページを開きます。

そこからマイナポータルにログインし、

マイナンバーカードを読み取るなどして、

手続の画面へと進んでいきます。

変更が必要な氏や名を選択し、

入力画面で正しいフリガナを入力。

その後は、画面の説明に沿って連絡先などを入力し、

最後にもう一度マイナンバーカードを読み取って電子署名をすれば、

手続は完了です。

(映像:右に椅子に座った大竹智穂、左にマイナポータルでの届出方法の解説画面)

(映像:左に椅子に座った沼田真一氏、右に椅子に座った大竹智穂)

(映像:椅子に座った沼田真一氏)

大竹智穂

今回は戸籍にフリガナが記載される注意点をお伝えしてきましたが、

まずはとにかく、通知を確認することが大事ですね。

テロップ:

通知を確認することが大事

沼田真一氏

そうですね。

みなさんのお手元に届く通知を必ずご確認いただき、

記載されたフリガナが正しい場合は、

届出を行わなくともそのまま戸籍に記載されますので、

ご安心いただければと思います。

テロップ:

法務省 民事第一課

沼田 真一補佐官

テロップ:

フリガナが正しい場合は

届出不要なので ご安心ください

(映像:左に椅子に座っておじぎする沼田真一氏、右におじぎする大竹智穂)

(映像:下部に法務省特設サイトへの二次元コードとコセキツネ、マイナポータル届出トップページへの二次元コードとマイナちゃん、「戸籍 フリガナ」と入力された検索窓イメージ)

大竹智穂

沼田さんありがとうございました。

詳しくはマイナポータルや法務省の特設サイトをご覧ください。

以上、戸籍のフリガナ記載についてお伝えしました。