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【代替テキスト】【アナログ規制見直し】目視作業をデジタルツールで代替 工事現場の省人化最前線【テクノロジーマップ活用】

(映像:路面下空洞探査車が道路を走りながら地中をスキャンするイメージ映像)

テロップ:

提供:ジオ・サーチ株式会社

※スキャンのイメージ映像

ナレーション:

道路を走りながら、地中を調査する路面下空洞探査車。

走行しながら深さ3メートルまでスキャンでき、

陥没の原因になる道路の損傷箇所などの早期発見が可能です。

全国でインフラの老朽化が進む中、

そのメンテナンスにデジタルツールの活用が広がっています。

(映像:路面下空洞探査車が道路を走る様子)

00:32〜05:05 右上サイド

アナログ規制見直しで広がるデジタルツール活躍の場

テロップ:

提供:ジオ・サーチ株式会社

ナレーション:

インフラのメンテナンス作業に

デジタルツールを活用できるようになった背景に、

デジタル庁が進めるアナログ規制の見直しがあります。

(映像:建造物などを点検する人 イメージ映像)

テロップ:

※イメージ

ナレーション:

アナログ規制とは例えば、建造物などを点検する際、

人が現地におもむいたり、

直接見たりすることを義務づけた法令です。

規制の見直しによって、アナログ作業をデジタルツールで

代替できるようになっています。

(映像:カメラに向かって話す デジタル庁 外園 広尚 参事官補佐)

テロップ:

デジタル庁 参事官補佐

テクノロジーマップ班長(総括)

外園 広尚

外園 広尚 参事官補佐:

実際に目で見て確認しなければならない

ということだったんですけれども、

デジタル技術が進化して技術発展してきていますので

人がいなくても対応できるようになっていった。

(映像:工事現場イメージ)

ナレーション:

アナログ規制見直しにより、

デジタルツールへの代替が進む分野の一つが工事現場です。

(映像:試掘工事写真)

テロップ:

提供:ジオ・サーチ株式会社

ナレーション:

例えば、道路を掘り返し埋設物を確認する試掘工事では

これまで、

(映像:模型を使って試掘工事の説明をする ジオ・サーチ株式会社

企画営業本部課長 横田 智也氏)

テロップ:

ジオ・サーチ株式会社

企画営業本部

横田 智也課長

ジオ・サーチ株式会社 企画営業本部課長 横田 智也氏:

メジャーを使って実際に測るやり方をしています。

ナレーション:

地面を掘り起こし、水道管やガス管がある場合には

それぞれの深さや座標などを測定し、

記録する必要があります。しかし…

ジオ・サーチ株式会社 企画営業本部課長 横田 智也氏:

まずポールを掘った舗装面の高さに設置しまして、

そこにメジャーを当てます。

このメジャーを人が読んで、

黒板に記録するやり方をしております。

ナレーション:

従来の作業では一つ一つ測定するのに時間がかかる上、

管が斜めに配置されていたりすると正確に測れないなどの

課題もありました。

(映像:ちかデジアプリで撮影して3Dモデルが自動作成される様子)

ナレーション:

そこでこちらの企業が開発したのが

スマートフォンを使った地中の3D記録システムです。

道路の試掘箇所を動画撮影し、

アップロードするだけで、

3Dモデルが自動作成されます。

試掘箇所をさまざまな角度から確認できるだけでなく、

埋め戻した後にも、水道管などの深さや座標を確認できます。

(映像:ちかデジアプリで自動生成された平面図)

ナレーション:

さらに、平面図も自動で作成されます。

(映像:カメラに向かって話す ジオ・サーチ株式会社 代表取締役社長

雑賀正嗣 氏)

テロップ:

ジオ・サーチ株式会社

代表取締役社長

雑賀正嗣 氏

ジオ・サーチ株式会社 代表取締役社長 雑賀正嗣 氏:

現場によって違いますけども場合によっては

10分の1とかですね、省力化・省人化ができる

ということになります。

この地下の情報を、埋設管情報をどんどん集めていくと、

地下の完全な地図が出来上がってくる

ということになりますので、

新しい工事をしようという時に埋設物の位置情報があれば、

ほぼ全自動で掘削できるような世界も来る。

人手の問題があって人手も減っていく中で

解決できる鍵はやっぱりデジタルだと思うんですよね。

(映像:3Dデータを活用して打ち合わせする様子)

ナレーション:

デジタル技術の活用に、

工事を行う企業もメリットを感じています。

(映像:カメラに向かって話す 鹿島建設株式会社 土木管理本部 土木技術部

山田 大樹 氏)

テロップ:

鹿島建設株式会社

土木管理本部 土木技術部

山田 大樹 氏

鹿島建設株式会社 山田 大樹 氏:

デジタル空間上で現場の情報を再現して、

そういった情報を用いながら現場管理を行っております。

関係者同士でのイメージ共有にも非常に有効的で、

意思決定が早まりました。

(映像:ちかデジで生成された3Dデータ)

ナレーション:

現場では省人化に加え、安全というメリットも。

(映像:カメラに向かって話す 鹿島建設株式会社 土木管理本部 土木技術部

山田 大樹 氏)

鹿島建設株式会社 山田 大樹 氏:

従来の測量ですと最低二人での作業が必要に

なってきましたけれども、一人で最小の時間で

作業することができるようになります。

危険な箇所での作業時間というのを最小にできます。

省人化だけではなくてですね、

安全面での向上にもつながっています。

(映像:複数人が働く工事現場のイメージ映像)

テロップ:

※イメージ

ナレーション:

人口減少が進む中、アナログな作業を

いかにデジタル技術で効率化していくか。

(映像:テクノロジーマップ)

ナレーション:

デジタル庁は各省庁などがデジタル技術の実装を

推進していけるよう、どの規制にどの技術が活かせるかを

整理した「テクノロジーマップ」を公開しているほか、

(映像:技術カタログ)

ナレーション:

製品・サービスの情報をまとめた技術カタログを提供。

(映像:ちかデジアプリで撮影する様子)

ナレーション:

今後もその利用や認知の拡大に努めていきます。

(映像:カメラに向かって話す デジタル庁 外園 広尚 参事官補佐)

テロップ:

デジタル庁 参事官補佐

テクノロジーマップ班長(総括)

外園 広尚

外園 広尚 参事官補佐:

アナログ規制見直しを進めていく環境整備は

少し整ってきたかなと思っていますので、

次はそういった事例を創出していくことを

1つでも多くできるようにしたいと思っています。

人手不足やいろんな状況がありますので、

デジタルで置き換えられるところは

できる限り置き換えて効率化していく、

人材の不足にも対応していくことが必要になってきますので、

今回のテクノロジーマップ・技術カタログを

解説・発信することによって知っていただいて

実例につなげていくと。

そういったことを進めていきたいと思っています。