【代替テキスト】デジタル社会への移行を支えるデジタル推進委員
- 公開日:
(映像:デジタル機器を操作する人の手元やデジタル推進委員に相談をする人たち)
川﨑 拓磨 参事官補佐:
日々、さまざまなデジタル機器が開発され、デジタルサービスが
生まれていく中で最初は使い方に戸惑い
不便に感じることもあると思います。
デジタル機器やデジタルサービスに不慣れな方を
慣れるまで支援する役割を担っていただくのが、
デジタル庁の「デジタル推進委員」です。
(映像:カメラに向かって話す利用者)
利用者:
Suicaとの連携とかねどうしてもうまくいかないんで
今日本当にね良かったです。
利用者:
薬剤師さんにいろいろ教えていただいて
つつがなくできました。
テロップ:
「デジタル庁ニュース」
デジタル社会への移行を支える
デジタル推進委員
(映像:JR八王子駅の外観、駅構内)
ナレーション:
JR東日本の八王子駅。ここでは
スマートフォンなどのデジタル機器やサービスに不慣れな方を
サポートするデジタルよろず相談所を定期開催しています。
(映像:カメラに向かって話すJR東日本 指導係 村田 啓裕 氏)
00:54〜02:05 右上サイド:
全国各地の駅で広がる「デジタルよろず相談所」
テロップ:
JR東日本 指導係
村田 啓裕 氏
JR東日本 指導係 村田 啓裕 氏:
もともとJR東日本では、『有人改札』から、『自動改札機』への転換や、
『切符』から『Suica』への転換をはじめ、
『モバイルSuica』、『えきねっと』など、デジタル技術を
活かしたサービスの提供を継続して行ってきたところであります。
その中でも、使える人だけが使えるデジタルサービスだけでなく、
誰一人取り残されないデジタル社会の実現というデジタル庁のミッションに共感し、
(映像:過去のデジタルよろず相談所の画像)
高崎駅をはじめ、各地の駅や、
観光情報発信拠点の「駅たびコンシェルジュ」の一部店舗で
デジタルのサポートを行う「デジタルよろず相談所」を開設しています。
(映像:八王子駅のデジタルよろず相談所に相談に来た人たちの様子)
ナレーション:
「デジタルよろず相談所」では、
駅を利用する方や駅周辺を生活拠点とする地域の方を対象に、
デジタル機器の操作やマイナンバーカードの申請方法、
マイナポータルの活用アドバイスのほかモバイルSuicaの登録など、
自社のデジタルサービスの利用をサポートしています。
相談役を務めるのはデジタル庁のデジタル推進委員に任命された
JR東日本の社員です。
(映像:カメラに向かって話す川﨑 拓磨 参事官補佐)
02:07〜04:20 右上サイド:
「デジタル推進委員」とは?
テロップ:
デジタル庁 国民向けサービスグループ
参事官補佐
川﨑 拓磨
川﨑 拓磨 参事官補佐:
デジタル推進委員は社会全体のデジタルリテラシーの向上、
またデジタルを使える人と使えない人の格差の解消を目指す
取り組みの一つとして令和4年度にスタートしました。
(映像:高齢者のイメージ動画)
ナレーション:
少子高齢化や人口減少に伴い、行政職員の数が減る中でも
現在の行政サービスの品質を保つため、デジタル庁では
申請手続きなどのデジタル化を進めています。
一方でデジタル化に伴い最初は機器の使い方に戸惑いや
不便さを感じる人も少なくありません。これはデジタルに限らず、
使い慣れたサービスが変わる際にも起こり得ます。
(映像:カメラに向かって話す川﨑 拓磨 参事官補佐)
川﨑 拓磨 参事官補佐:
例えば、身近な例としては、
(映像:セルフレジ画像と、セルフ給油イメージ動画)
コンビニの「セルフレジ」であったり、
ガソリンスタンドの「セルフ給油」などが挙げられます。
最初は、自分でバーコードを読ませて会計を行うセルフレジや、
わざわざ車から出て自分で給油するセルフ給油に不便さを感じることは
あるかもしれませんがこれは慣れれば、実際は問題ございません。
一方で、セルフレジの操作は、いきなり誰にでもできるものではありません。
現在スーパーでは、慣れていない方やエラーが
起きた時などのためにスタッフの方を配置していただいていますが、
(映像:カメラに向かって話す川﨑 拓磨 参事官補佐)
それと同様にデジタル機器やデジタルサービスに不慣れな方を
慣れるまで支援する役割を担っていただくのが、
デジタル庁の「デジタル推進委員」です。
(映像:八王子駅のデジタルよろず相談所に相談に来た人たちの様子)
ナレーション:
現在、デジタル庁では、企業・関係団体と連携しながら、
身近にデジタル推進委員に相談できる場を作っています。
実際にサポートを受けた方は・・・
(映像:カメラに向かって話す利用者)
利用者:
Suicaとの連携とかねどうしてもうまくいかないんで
今日本当にね良かったです。助かりました。
利用者:
年を取ったらすべてネットになって(説明文を)読んでても分からない。
やっぱり窓口があって口頭で(相談)できたらうれしいですよね。
(映像:カメラに向かって話すJR東日本 主任 岡田 めぐみ 氏)
テロップ:
JR東日本 主任
岡田 めぐみ 氏
JR東日本 主任 岡田 めぐみ 氏:
今後もJR東日本の各地の駅や駅たびコンシェルジュなどで
「デジタルよろず相談所」を随時開設予定なので、
是非お気軽にご利用ください。
(映像:外山薬局の外観と内観)
04:22〜05:26 右上サイド:
薬局でも活躍するデジタル推進委員
テロップ:東京都江東区 外山薬局
ナレーション:
さらに、身近なところでは薬局でもデジタルに不慣れな方のために
マイナンバーカードの保険証利用登録の支援を行っています。
(映像:カメラに向かって話す外山薬局 薬剤師 土屋あゆみ氏)
テロップ:
外山薬局
薬剤師
土屋あゆみ氏
外山薬局 薬剤師 土屋あゆみ氏:
私たち外山薬局では、患者さんがスムーズに
マイナンバーカードの保険証利用だけでなく、
登録支援ができる体制を整えています。
こちらのカウンターに設置しているカードリーダーは、
最初は、誰もが使い慣れないデジタル機器です。
(映像:土屋さんが利用者をサポートする様子)
そのため、使ったことがない方に対しては、
カードリーダーを使った本人確認や情報提供の同意をお手伝いし、
安心してマイナ保険証をお使いいただけるようサポートをしています。
(映像:カメラに向かって話す利用者)
利用者:
薬剤師さんにいろいろ教えていただいてつつがなくできました。
私は体が不自由なのでね車椅子で来て聞けば教えてくれるのは
本当にありがたいです。
(映像:店舗に貼られているデジタル推進委員在籍店舗を表すステッカー)
外山薬局 薬剤師 土屋あゆみ氏:
デジタル推進委員が在籍する店舗には、
このような「デジタル推進委員在籍店舗ステッカー」が
掲載されていますので、お気軽にご相談ください。
(映像:カメラに向かって話す川﨑 拓磨 参事官補佐)
川﨑 拓磨 参事官補佐:
新たなデジタル機器やデジタルサービスに対して、最初は誰もが不慣れです。
しかし、ひとたび使い始めると、気づかないうちに使いこなせるようになっていたり、それが当たり前になっていたりということもあります。
(映像:デジタル推進委員のサポートを受ける利用者)
デジタル推進委員は今後も、誰一人取り残されない、
人に優しいデジタル社会を目指してサポートを続けていきます。
(映像:デジタル推進委員の任命人数の推移を表す棒グラフ)
ナレーション:
デジタル推進委員は、現在までに5万人を超え、活動の場は年々増えています。
デジタル庁では、引き続きデジタル推進委員を幅広く募集しています。
(映像:カメラに向かって話す川﨑 拓磨 参事官補佐)
川﨑 拓磨 参事官補佐:
デジタル化を通じて持続可能な社会に向かうには一人でも多くの仲間が必要です。
デジタル社会への過渡期と言われる現在、
皆様と一緒に積極的にデジタル化に取り組んでいきたいと思っています。
テロップ:
デジタル推進委員ポータル
https://services.digital.go.jp/digital-ps/
ナレーション:
デジタル推進委員は、本人または所属する企業・団体からご応募いただけます。
募集要項などはデジタル推進委員のポータルサイトをご覧ください。
テロップ:「デジタル庁」