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【代替テキスト】民間企業の導入拡大中!「本人確認機能」を活かした マイナンバーカードの利活用

株式会社W TOKYO執行役員
東京ガールズコレクション実行委員会
チーフプロデューサー 池田友紀子氏:
マイナンバーカードは簡単に複製ができないので、入場口での
偽アカウント使用やなりすましについては防ぐことができました。

マッチングアプリ「ペアーズ」
株式会社エウレカ
シニアプロジェクトマネージャー 高山善光氏:
より安心安全な出会いを実現するため、非常に重要な1手が
マイナンバーカードのICチップによる本人確認です。

デジタル庁
国民向けサービスグループ参事官補佐 鳥山高典:
いわゆる転売ヤーの問題があります。

マイナンバーカードで購入時に本人確認することで、大量申し込み大量当選を減らし、転売行為を防止することができるのではないかと期待しています。

テロップ「デジタル庁ニュース」
民間企業の導入拡大中!「本人確認機能」を活かした
マイナンバーカードの利活用

00:40~01:07
右上テロップ:マイナンバーカード利用シーンの拡大

(映像:カメラに向かって話す鳥山高典)

テロップ:
デジタル庁
国民向けサービスグループ参事官補佐 鳥山高典

鳥山高典:
マイナンバーカードの保有枚数は、2024年7月末時点で9,300万枚を超え、
免許証を超えて最も普及した身分証となりました。

マイナンバーカードは対面だけでなく非対面で本人確認ができる機能を持っており、
政府や自治体だけでなく、多くの民間サービスでも非対面での本人確認が行える
公的個人認証サービスとして利用されています。

01:07~02:23
右上テロップ:非対面で本人確認が行える公的個人認証サービス

(映像:これまでの本人確認方法のイメージ)

ナレーション:
例えば、銀行の口座開設や携帯電話の契約時など、
これまで本人確認の手段としては、運転免許証を対面で提示したり、非対面であれば
コピーを取って郵送したりといったものが一般的でした。
この方法ですと、偽造された本人確認書類を見分けることが難しいという問題があり
ました。

マイナンバーカードの公的個人認証サービスを使えば、スマートフォンに
マイナンバカードをかざし、
6から16桁の署名用電子証明書パスワードを入力するだけ。1連の作業が自動的に
行われます。

ICチップを読み取る方法で本人確認を行うため、利用者は簡単迅速に、
運営側はなりすまし防止対策事務作業の効率化につながります。

(映像:カメラに向かって話す鳥山高典)

鳥山高典:
マイナンバーカードは便利である反面、個人情報について不安に感じる方もいると
思います。

マイナンバーカードによる本人確認は、カードのICチップに内蔵されている
電子証明書を用いたもので、マイナンバーは使用しません。

(映像:マイナンバーカードのアクセスキーの仕組みイメージ)

ナレーション:
さらに、マイナンバーカードは基本的に各種サービスへのアクセスキーとして
使用されます。

様々な情報を紐づけたり、蓄積されることもないので、安心して
ご利用いただけます。

(映像:カメラに向かって話す鳥山高典)

鳥山高典:
マイナンバーカードの公的個人認証サービスは、行政機関だけでなく、民間事業者の
各種サービスにも導入してご利用いただけます。

現在は金融や通信分野以外にも、シェアリングエコノミー、資金決済など民間分野での
活用の幅がどんどん広がっており、これまで580社以上が導入してきました。

顧客サービス向上や事務コスト削減等の効果が期待されますので、是非利用者の
皆さんも安心してご利用いただければと思います。

ナレーション:
広がりを見せるマイナンバーカードの利用シーンは、こんなところにも。

03:19~03:56
右上テロップ:マッチングアプリでマイナンバーカードを利用

(映像:カメラに向かって話す高山善光氏)

テロップ:
マッチングアプリ「ペアーズ」
株式会社エウレカ
シニアプロジェクトマネージャー 高山善光氏

高山善光シニアプロジェクトマネージャー:
恋活婚活のマッチングアプリのペアーズでは、マッチングアプリの利用時に
マイナンバーカードで本人確認ができます。

ナレーション:
近年、出会いのツールとして利用者が増加している
マッチングアプリ。

(映像:結婚相手と出会ったきっかけを示す円グラフ)

ナレーション:
調査では、結婚相手と出会ったきっかけとして、およそ4人に1人が
マッチングアプリと回答しています。

(映像:カメラに向かって話す高山善光氏)
高山善光シニアプロジェクトマネージャー:
ぺアーズでは、より安心安全な出会いを実現するため、厳格な本人確認に向けた
取り組みを進めています。

その一環として、非常に重要な1手がマイナンバーカードのICチップによる
本人確認です。

03:57~04:53
右上テロップ:ICチップを利用した「厳格な本人確認」

(映像:マッチングアプリとマイナンバーカードイラスト)

ポイントは大きく2つありまして、1つ目はマイナンバーカードのICチップ読み取りでユーザーがシームレスに本人確認することができ、
利便性が向上したことです。

2つ目は、偽造困難なICチップの情報による本人確認ができることです。

(映像:マッチングアプリでの本人確認の手順)

ナレーション:
マイナンバーカードによる本人確認は、パスワードを入力し、カード記載情報を入力、カードをスマホにかざして完了。

読み取った電子証明書の有効性をその場ですぐ確認し、本人確認の承認否認を通知。
本人確認が取れると、プロフィールに本人確認バッジが表示されます。

(映像:カメラに向かって話す高山善光氏)

高山善光シニアプロジェクトマネージャー:
安心・安全な出会いを実現するために、マイナンバーカードを利用した
本人確認の利便性をより多くの方に知っていただけるよう啓発活動を進めたいと思います。

(映像:ライブ会場イメージ映像)

ナレーション:
さらに、エンターテイメントの業界でもマイナンバーカードの活用がスタートしています。

(映像:東京ガールズコレクションの映像
ステージのランウェイを歩く人たち)

ナレーション:
「東京ガールズコレクション」。史上最大級のファッションフェスタには、
毎回延べ2万人もの観客が訪れます。

こうした人気イベントで問題になっているのが、チケットの不正転売です。

05:18~06:32
右上テロップ:マイナンバーカードでチケットの不正転売を防止

(映像:カメラに向かって話す楠田良介氏)

テロップ:
TGCでの実証実験を担当した
株式会社ドリームインキュベータ
アソシエイトマネジャー 楠田良介氏

楠田良介アソシエイトマネジャー:
今回、東京ガールズコレクションのインターネットチケット販売や、入場者が会場に
入る際にマイナンバーカードによる本人確認を行いました。

ポイントなのは、今回日本初でマイナンバーカードの認証を必須とするような
抽選購入方式を設けたということです。

これまでのインターネットの抽選販売というところの問題点は、
一人の購入者がですね、偽の情報を登録してたくさんの複数アカウントを作ってしまうことで、
大量購入して大量に当選したものを、いろんな人に対して高額で転売することが
問題でした。

今回のこのマイナンバーカード認証を必須とするような販売公式は、こういう高額での転売防止に非常につながるのではないかなと考えて実施しております。

今回は、来場者の方が入場する際のマイナンバーカードの写真と本人の顔を照らし
合わせることで、なりすましによる入場を防ぎました。

ナレーション:
利用者からは、認証はマイナンバーカードをかざすだけなので便利。
手続きも面倒じゃなかった。
不正転売防止にうまく使われるといい、
入場時の本人確認はスムーズだったなど、ポジティブな声が多くあがりました。

(映像:ライブ会場イメージ映像)

しかし、不正転売を防止するためには、まだまだ課題もあると言います。

(映像:カメラに向かって話す池田友紀子氏)

テロップ:
株式会社W TOKYO執行役員
東京ガールズコレクション実行委員会
チーフプロデューサー池田友紀子氏

池田友紀子チーフプロデューサー:
不正転売は主催者側としてもとても悩ましい問題です。

これまでも様々な規制やルールを取り入れてきましたが、いたちごっこになっている
状態です。

私たちが主催している東京ガールズコレクションは、出演者の方が200名以上
いらっしゃって、イベントの時間が7時間以上あるということで、
お客様がチケットを買った後に自分の推しの時間だけ前方で見たいとか、
逆に推しの時間じゃ無いとき「チケットを譲りますよ」みたいなことがS N Sで
やり取りされている実情があります。
マイナンバーカードは簡単に複製ができないので、入場口での偽アカウント使用や
なりすましについては防ぐことができました。

今回の取り組みを生かしながら、お客様には快適に安心してイベントを楽しんで
いただけるよう進めていきたいです。

07:30~07:51
右上テロップ:マイナンバーカードを利用した買い占めの防止

(映像:カメラに向かって話す鳥山高典
転売のシステム説明イラスト)

鳥山高典:
他にもマイナンバーカードは人気のゲームや電化製品など、商品が買い占められて
ネットで高額転売される、
いわゆる転売ヤーの問題があります。

マイナンバーカードで購入時に本人確認することで、大量申し込み大量当選を減らし、
転売行為を防止することができるのではないかと期待しています。

07:30~08:31
(映像:登山イベント、ゴルフ場、サッカー場イメージ)

ナレーション:
他にも、登山時に提出する登山計画書の作成や届出にマイナンバーカードを活用し、
緊急時の正確な情報把握、警察自治体山小屋との迅速な連携可能性についても
昨年度実証実験を行っています。

今年度には、ゴルフ場を舞台とした受付チェックインへのマイナンバーカード活用や
プロスポーツ分野での活用の実証実験も予定しており、
様々な分野でマイナンバーカードを活用した取り組みが始まっています。

08:32~08:58
右上テロップ:様々な分野に広がるマイナンバーカードの利用シーン

(映像:カメラに向かって話す鳥山高典)

鳥山高典:
デジタル庁では、民間事業者が抱える課題解決の手段として、マイナンバーカードが
ご活用いただけないかご提案し、伴走支援をしています。

今後も運営側の業務効率化はもちろん、
様々な民間サービスを通して国民の皆様の生活がより便利に、より安全に
なったと感じてもらえるように取り組んでいきたいと思います。

テロップ「デジタル庁」