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【代替テキスト】職員、市民の負担を軽減!マイナンバーカードで実現する「オンライン市役所」

00:00〜00:18

テロップ「様々な行政手続をオンラインで マイナンバーカードの活用」

東広島市 山岡憲司氏:
引越しワンストップサービスの導入により
来庁時の待ち時間を短縮することができました

デジタル庁 今井康治:
労働力の不足が深刻化する中で
オンラインの手続を拡充していくことは急務だと思っています

東広島市 鍵田信二氏:
大切なのは
現状の業務整理をした上で
導入を進めていくことかと思います

テロップ「デジタル庁ニュース」
「職員、市民の負担を軽減! マイナンバーカードで実現する『オンライン市役所』」

00:27〜01:04

右上テロップ「マイナンバーカード活用 『オンライン市役所』」

(映像:マイナンバーカードのイラスト)

ナレーション:
現在、国民の7割以上が
保有している「マイナンバーカード」
スマートフォンを利用して、役所へ行かなくても
引越しや子育て、介護など、様々な行政手続ができる
「オンライン市役所サービス」の取り組みが進められています

(映像:カメラに向かって話す今井康治)

テロップ:
国民向けサービスグループ
参事官補佐 今井康治
2024年6月時点

今井康治:
住民の方は役所に行かなくても手続きができるようになります
また、自治体の職員にとっては
窓口での対応や情報の打ち込みなどの
事務作業を減らすことで
必要なサービスに職員を配置することができるなど
双方にとってたくさんのメリットがあります

01:05〜01:33

右上テロップ「引越し手続きオンラインサービス」

(映像:引越しする人のイラスト)

ナレーション:
オンライン市役所サービスのうち
全国すべての市区町村でご利用いただけるのが
「引越し手続オンラインサービス」です

(映像:カメラに向かって話す今井康治)

今井康治:
マイナンバーカードとマイナポータルを使うことで
オンラインで手続きができるようになって
手続きの負担が少なくなります

(映像:広島県東広島市役所の外観)

ナレーション:
このサービスを活用することで
業務の効率化や住民サービスの向上に
成功したのが広島県東広島市です

01:34〜02:25

右上テロップ「東広島市の『引越し手続のオンライン化』」

(映像:カメラに向かって話す山岡憲司氏)

テロップ:東広島市
生活環境部 市民課
山岡憲司氏

山岡憲司氏:
東広島市は市内に大学が4つあり
年度末や年度初めなど引っ越し手続きの件数が
特に多い地域となっています

そのような背景もあり、令和5年2月に
引っ越しワンストップのサービスをスタートしました
マイナポータルを利用したオンラインでの届出が可能でして
このサービスを利用される方は転出をする際
東広島市役所への来庁が原則不要となります
また、ご自身以外の世帯員の方の引越しでも利用可能となっております

令和6年4月1日はその日だけで
約240件の転出入手続きに対応しました
そのうち約40件は引越しワンストップサービスを利用したものです

ナレーション:
窓口での対応とオンライン対応
どのくらい作業時間が変わるのでしょうか?

02:26〜02:34

右上テロップ「窓口対応とオンライン対応」

(映像:カメラに向かって話す山岡憲司氏)

山岡憲司氏
窓口で対応する場合は
このような住民異動届というものをご記入頂きます

02:35〜02:59

左上テロップ「窓口での手続」

(映像:住民異動届に記入し、手続きを進める様子)

届け出日や異動日、新住所、旧住所
それから異動される方の氏名や
生年月日、性別、ご署名を頂きます

それから職員が不備はないかなどを確認し、審査を行います
審査が終わりましたら入力作業へ移ります
職員が転入先の自治体に情報を連携して完了、という流れになります

03:00〜03:17

左上テロップ「オンラインでの手続」

オンラインでの対応ですと
マイナポータルで作成された情報が自動で
データ処理されていきます

私たちの作業としては、このデータを住基システムへ入力し
転入先の自治体に連携するだけです
1件あたりの作業時間は10分程度短縮されます

03:18〜03:38

右上テロップ「窓口対応とオンライン対応」

(映像:カメラに向かって話す山岡憲司氏)

住基システムへの入力事務などが勤務時間内に行うことができるようになり
時間外勤務を大幅に削減できるようになりました

ナレーション:
オンライン化により
繁忙期には
引越し手続きを担当する職員一人あたりの月の残業時間を
およそ30時間減らすことができたといいます

03:39〜04:13

右上テロップ「転入手続でのオンライン化の効果」

ナレーション:
引越手続きオンラインサービスは
転入手続きでも活用されています

(映像:オンライン手続きを解説するイラスト)

ナレーション:
利用者は窓口へ出向く必要がありますが
来庁の予定をオンラインで連絡することができます
東広島市では、転入手続きの事前準備ができるようになったことで
窓口対応の1件あたりの時間がおよそ10分削減できました

(映像:カメラに向かって話す鍵田信二氏)

テロップ:
東広島市
生活環境部 市民課
鍵田信二氏

鍵田信二氏:
職員にとっては、事前にどういった方が
来られるかというところを準備することができますので
スムーズに対応することができます

04:14〜04:39

右上テロップ「住民サービスの向上」

(映像:市役所での窓口の様子)

ナレーション:
さらに、オンライン利用者のインセンティブを
確保することで、利便性を高める工夫をしています

(映像:カメラに向かって話す山岡憲司氏)

山岡憲司氏:

専用の優先窓口を設けていまして
来庁時の待ち時間を短縮することができました
待ち時間は1件に対し約10分の削減となっています

今後もこのサービスの普及を進めていくことで
市民サービスの向上に努めていきたいと思っています

04:40〜04:54

右上テロップ「申請管理システム」

(映像:申請管理システムを説明するイラスト)

ナレーション:
この仕組みを支えるシステムの一つが申請管理システムです

鍵田信二氏:
申請管理システムは
市役所の保有している住基システムと
マイナポータルをつなぐものです

(映像:カメラに向かって話す鍵田信二氏)

RPAという技術を利用しています

04:55〜04:54

右上テロップ「RPAで事務作業を自動化」

(映像:RPAを解説するイラスト)

ナレーション:
RPAとは、「ロボットに作業を自動化」してもらう技術のこと

(映像:RPAでの自動処理の様子)

鍵田信二氏:
こちらがRPAが動作している端末になります

05:05〜05:11

左上テロップ「自動処理の様子」

業務を整理した上で申請されたデータを
バックヤードでなるべく自動処理できるよう改善しました

ナレーション:
東広島市は、アナログ業務改革を続けた上で
システムを導入することで、業務の効率化を進めてきました

05:21〜05:56

右上テロップ「アナログ業務改革×システム導入」

(映像:カメラに向かって話す鍵田信二氏)

鍵田信二氏

システムの導入自体はパッケージ化されておりますので
そんなに大変なものではありません
大切なのは、現状の業務整理をした上で導入を進めていくことかと思います

(映像:転入の際の手続きに必要な書類)

引越しに関してですと、転入の際に市役所で
必要になる手続きがいくつか発生します

マイナンバーカードの更新であったり
印鑑登録などの付随する申請書類が発生します
ですので、一括して申請が完了するように業務を見直しました

(映像:カメラに向かって話す鍵田信二氏)

日々の業務内容を見直しながら
より効率的に業務を進めていけるようアップデートしています

05:57〜06:18

右上テロップ「職員、市民の負担を減らす「オンライン市役所」

(映像:カメラに向かって話す今井康治)

今井康治:
自治体の方は、東広島市のような工夫をしていただくことで
さらに良い住民サービスや、業務の効率化につなげていただきたいですし
住民の方にはマイナンバーカードを使って
このような便利なサービスが受けられるということを
実感していただきたいと思います
住民、職員、それぞれの負担軽減につながっていけば嬉しいです

(映像:マイナンバーカードとQRコード)

ナレーション:
デジタル庁は、自治体のマイナンバーカード利用や
市民サービスの発展を支援してまいります
好事例は、デジタル庁ウェブサイト「マイナンバーカード・インフォ」で
紹介しておりますのでぜひご参照ください

テロップ「デジタル庁」