【代替テキスト】救急搬送時にも!もしもの時に役立つマイナンバーカード
- 公開日:
00:00〜00:27
テロップ「救急現場におけるマイナ保険証の活用」
(映像:救急車内で、ベッドに寝ている傷病者に救急隊員が話しかけている)
救急隊員:
お困りのところ申し訳ございません
マイナンバーカードお持ちですか
これからね 病院の方決めていくので
もうちょっとお待ちくださいね
(映像:救急活動をする救急隊員たちや救急車内の機器)
宇佐美主査:
救急隊の役割は1秒でも早く
傷病者さんを医療機関に搬送することです
マイナンバーカードを使うことで
お薬情報やかかりつけの情報を
正確に得ることができるようになります
(映像:マイナンバーカードリーダーが設置された病院窓口)
宇佐美主査:
マイナンバーカードを
健康保険証として利用登録していただき
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す宇佐美主査)
宇佐美主査:
いつでも取り出せるよう
日々携帯していただきたいです
テロップ「デジタル庁ニュース」
「救急搬送時にも!もしもの時に役立つマイナンバーカード」
00:38〜01:46
右上テロップ「救急現場における課題とは?」
(映像:消防署から出庫する救急車)
ナレーション:
重い病気やケガを負った方を救うため
ますます出動が増えている救急の現場
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す宇佐美主査)
テロップ
「平塚市消防本部
消防救急課 救急救命担当
宇佐美 雅史 主査」
宇佐美主査:
救急隊の役割は1秒でも早く
傷病者さんを医療機関に搬送することです
(映像:救急活動をする救急隊員たちや救急車内の機器)
宇佐美主査:
救急搬送では情報収集が大切です
傷病者の症状を把握するために観察をするほか
本人または家族などから主に口頭で情報を聞き取ります
(映像:救急車内のベッドの上で苦しそうにしている傷病者)
宇佐美主査:
救急車を呼ぶほどの病気やケガですと
気が動転していたりとかパニックになって
記憶が曖昧になっている方が
非常に多くいらっしゃいます
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す宇佐美主査)
宇佐美主査:
病名ですとか または飲んでいるお薬などを
正確に覚えている方はやはり多くありませんので
そういった方から情報を収集するうえでは
非常に困難を極めております
(映像:救急活動をする救急隊員たちや救急車内の機器)
ナレーション:
救急の現場では
搬送する病院の選定などのため
情報を正確かつ迅速に取得できるかが課題でした
(映像:「マイナ救急実証中」と書かれた札が貼られた救急車)
ナレーション:
そこで総務省消防庁は
健康保険証として利用登録された
マイナンバーカードを活用できないか
01:47〜03:06
右上テロップ「マイナ保険証を活用した実証事業」
(映像:「消防救急課」と書かれた案内板と執務室内の様子)
ナレーション:
全国67の消防本部
合計660隊の救急隊で実証事業を進めています
左上テロップ「訓練の様子」
(映像:救急車内で、ベッドに寝ている傷病者に救急隊員が話しかけている)
ナレーション:
マイナンバーカードは
どのように活用されているのでしょうか
救急隊員1:
滝沢さん お困りのところ申し訳ございません
マイナンバーカードお持ちですか
お借りしてもいいですか
ありがとうございます
(映像:傷病者からマイナンバーカードを受け取る救急隊員)
ナレーション:
マイナンバーカードを利用して
どこの病院にかかっていたかなどの診療情報や
飲んでいるお薬の情報を確認します
(映像:救急隊員が専用のタブレットにマイナンバーカードを差し込み、タブレットの画面を見ながら傷病者に話しかける)
救急隊員2:
読み取り完了しました
救急隊員1:
はい
救急隊員2:
心筋梗塞と脳梗塞
平塚共済病院受診ですね
救急隊員1:
普段は共済病院にかかっているんですね
そしたらば これから共済病院の方に相談してみますね
はい じゃあちょっとお待ちください
(映像:マイナンバーカードが差し込まれた専用のタブレット)
(映像:救急車内で、ベッドに寝ている傷病者に救急隊員が話しかけている)
ナレーション:
隊員は専用のタブレットでアクセス
傷病者に負担をかけず情報を正確に把握し
搬送する病院の選定などに役立てます
宇佐美主査:
情報をご本人から聞き取ることが難しい場面で
マイナンバーカードは役に立つと考えていますし
患者さんやご家族の負担も減らすことができます
ナレーション:
実証事業の現場ではこんな効果があったそうです
03:07〜04:21
右上テロップ「マイナ保険証 活用の効果」
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す救急隊員3)
救急隊員3:
特に最近気になるのは
ご高齢で夫婦のみで生活している方は
今までの持病だったりが
曖昧なところがあります
そういったときにお薬の情報等を閲覧してみると
飲んでいる薬がサラサラ系の薬だとか
かかっている病院 もらっているお薬が
どこから出ているかっていうのが明確にわかるので
病院選定の役に立っているところは
大きいかなと思っております
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す救急隊員4)
救急隊員4:
呂律が回っていない傷病者だったりとか
筆談で会話することが多いんですけれども
理解できていても
書くのにすごく時間がかかってしまう人とかも多いので
スムーズにマイナンバーカードがあれば
情報が得られるので
とても便利だなというふうに思っています
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す宇佐美主査)
宇佐美主査:
救急現場でご家族やご本人が
パニックになっている事案がございました
なかなかご本人やご家族から
情報を収集することが難しかったんですけれども
マイナンバーカードを使って
必要な情報を迅速に得ることができたので
医療機関への搬送が
非常にスムーズに行われたということです
このように今行っているマイナ救急の実証事業でも
有益な報告が数多く上がってきております
04:22〜04:51
右上テロップ「年々増え続ける「救急搬送」」
テロップ「救急自動車による搬送人員の推移」
「総務省消防庁「令和5年中の救急出動件数等(速報値)より作成」」
(映像:2003〜2023年の救急出動件数を表した棒グラフ。概ね右肩上がりで推移している)
ナレーション:
およそ664万人
2023年に全国で救急車が搬送した人数です
国民のおよそ20人に1人が
年に1度は搬送されている計算になります
(映像:救急活動をする救急隊員たち)
ナレーション:
救急搬送される人数が増えることで
救急隊が現場に到着するまでの時間や
病院に搬送するまでの所要時間も増えるといいます
04:52〜05:24
右上テロップ「救急搬送に時間がかかるリスク」
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す宇佐美主査)
宇佐美主査:
傷病者は息苦しさや気持ち悪さなどで
救急を呼ばれておりますので
時間が経つにつれて
症状が悪化することが懸念されます
(映像:救急車内で救急活動を行う救急隊員たち)
宇佐美主査:
傷病者を救うために
マイナンバーカードが時間を短縮するための
解決の1つのツールになってくれるのではと考えております
(映像:マイナンバーカードが差し込まれた専用のタブレット)
ナレーション:
マイナンバーカードを活用し
搬送する医療機関の選定などを迅速化していくことで
救急活動にかかる時間の短縮を目指していきます
05:25〜06:50
右上テロップ「もしもの時にも役立つ、マイナンバーカード」
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す宇佐美主査)
宇佐美主査:
マイナンバーカードを健康保険証として
有効に活用されている方はまだ多くないかもしれません
(映像:傷病者からマイナンバーカードを受け取る救急隊員)
宇佐美主査:
しかし いざという時にご自身の身を守る
そういった効果が今回の実証事業から得られると思いますので
マイナンバーカードをいつでも取り出せるよう
日々携帯していただきたいです
(映像:救急車の前に立ち、カメラに向かって話す宇佐美主査)
宇佐美主査:
よりスムーズな救急搬送や
傷病者情報の取得につながるように
総務省消防庁と協力しながら
より良い体制を作っていきたいと考えております
(映像:マイナンバーカードリーダーが設置された病院窓口)
ナレーション:
マイナンバーカードを
健康保険証として使うためには
初回のみ利用登録が必要です
(映像:メーカー5社それぞれから発売されている顔認証付きカードリーダー)
(映像:カードリーダーの読み取り部にマイナンバーカードを入れている様子)
ナレーション:
医療機関・薬局の窓口にある
顔認証付きカードリーダーや
マイナポータルを通じて登録することができますので
ぜひご登録をお願いします
(映像:傷病者からマイナンバーカードを受け取り、専用タブレットで読み取る救急隊員)
ナレーション:
また マイナンバーカードは
救急車で運ばれたときなど
もしもの時にも役立つことから
常に携帯するようお願いいたします
(映像:現行の健康保険証とマイナ保険証のイラスト)
ナレーション:
現行の健康保険証は
2024年12月2日に新規発行を終了し
マイナンバーカードの健康保険証利用を
基本とする仕組みへ移行いたします
テロップ「デジタル庁」